2010年12月24日金曜日

1月10日の説明会について

先日、今年最後の練習を行いました。残念ながら参加できなかった子もいますが、来年に向けてよい形で終われたと思います。これからオフになりますが、お体には十分に気をつけてお過ごしくださればと思います。
さてメールでご案内した、1月10日の説明会ですが内容は以下になります。

日程:1月10日(月・祝)14:20~14:50
場所:赤羽スポーツの森 会議室(入り口にてご案内いたします)
【アジェンダ】
①年会費について
 現在は入会月から1年間でいただいておりますが、来年は4月から1年間という形で行いたく考えております。既にご入会いただいている方は入会月により費用が変わり、その計算式を考えており、当日にご説明いたしますのでご検討いただければと思います。
②練習時間について
 将来的な話しですが、現在の運営ですといづれグランドが狭くなることが予想されます。ですので、現在の1年生クラスと3年生クラスではなく、もう一つカテゴリを増やすか練習時間を若干長くするなどの対応を考えております。しかし、そうなると練習の開始と終了時間が変わりますので、一度皆さまにご相談させてください(くどいようですが直近の話しではありません)。
③北区少年少女サッカー連盟への登録について
 ご入会時やホームページでご説明しておりますとおり、この連盟に登録し公式戦に出場する事を予定しております。しかしながら、このような活動にはメリットとデメリットがあります。本当に登録して公式戦に出場するのが良い事なのか少々悩んでおります。当日は本件についてご説明いたしますので、こちらについても色々とご意見を頂戴できればと存じます。
④その他
 私たちへの質問、ご要望などをお聞かせください。

当日は、15:00から練習試合です。お子様共に暖かい格好でお越しください。また説明会、練習試合にご参加できない方は1月5日頃までにその旨をご連絡いただけますでしょうか。後日何かしらの形で個別にご説明いたします。
また当日の件でご質問等がございましたら、遠慮なくご連絡ください。

以上です。

よろしくお願いいたします。

2010年12月13日月曜日

意志を保つという事

雑誌Numberを読んでいたら、現在ヨーロッパでブレイク中の香川真司選手の元所属先の監督であるレビー・クルピさんのインタビューで興味深い記事がありました。香川選手の事や他の若い選手のメンタルについて言及しています。

香川選手は、以前は責任感が強くミスを引きずる傾向があったとの事。そこが唯一の欠点であったが、今はそれが無くなり試合中にチャレンジし続けている事が成功している理由の一つだそうです。
また他の若者と違うところは、まわりに流されないところ。他にも才能に恵まれた若い選手がいたが、香川選手のように自分の進むべき道から目を離さないのに対して、彼は道を見失う事がしばしばあったという残念なエピソードを語っています。

ブラジルには「鷹の子供でも、にわとり小屋に入れられたら、鷹にはならない。」ということわざがあるそうです。やはり人間はどうしても楽な方に流れてしまいますし、まわりの環境で考えも変わってくるでしょう。サッカーや人生でどんなに高い目標を立てても、日々の学校生活のなかでその意識も残念ながら薄まっていくことの方が多いかと思います。世界で成功した中田、本田、そして香川選手ともに共通しているのは、ご存知のように強烈なまでの強い意志。彼らはまわりが何を言っても、自分の考えで行動し、結果を出してきました。しかし、前述のように強い意志を保つのはとても難しい事で、集団の中にいればいるほどそれは困難な作業になります。しかも日常がそれぞれ目標の有無、種類、難度が違う人達が集まっている学校という集団に身を寄せている子供は、一生懸命に何かに取り組む事が、もしかしたら今風に言うと「浮いてる」と捉われ、その高く強い意志もだんだんと頼りないものになっていくかもしれません。

そのような中で、子供達にとってクラブはそのような日常とはちょっとだけかけ離れた存在になれたらと思います。ひと度クラブに来たら全員が高い意識を共有し、それぞれが刺激しあう事ができる環境で、再度自分に緊張感を持つことができる、自分の道を進む勇気を持つことができる。シニシズム的な行為が一切無く、みんなが純粋に自己研磨に励める事ができる場所。

西が丘サッカークラブはそんな場所でもありたいですね。

2010年12月8日水曜日

写真が上手く撮れません・・・。


今日は久しぶりにホームページに載せる、練習風景の写真を撮ろうとカメラを持って練習に臨みました。

その成果が冒頭の写真です・・・。

見て分かるように見事なまでのピンボケ写真です。この一枚だけでなくほとんどの写真がこのような状態で・・・、以前はもっと上手く撮れたのですが・・・。

原因を考えたのですが私の腕が鈍ったかと思いきや、実は違います。彼らのスピードが格段と上がっているのです。思い起こしてみれば、前回写真を撮った初夏の頃はドリブルもお世辞にも上手いとは言い難く、全力で走るという行為に対しても怪しいものでした。それが今やそれぞれのプレーにおいて精度やスピードが格段に上がっています。

3年生クラスはスピードを上げなくても良い時にスピードを上げ、スピードを上げなくてはいけないときに下げてしまうなど、状況判断が悪かったのですが今はその判断も良くなり、プレーのスピードにめりはりが出てきました。ただそうなると、やはりシャッターチャンスが難しい訳でして、嬉しいやら悲しいやら複雑な心境です。

そろそろもう少し機能的なデジカメを購入するべきか、それとも自分の腕に磨きをかけるべきか悩みどころです。とりあえず、来週再度チャレンジしてみようかと考えている今日この頃でした。

2010年11月28日日曜日

練習試合 2

さて1年生クラスに続き3年生クラスについて。

このクラスは経験者が何人かおり、チーム内でレベルの差がそれなりに発生する状況です。なので試合では普段の練習通りに出来るかだけではなく、経験者がどれだけ活躍出来るかのみならず、その子達が他の子達をどこまで引き上げる事が出来るかという、少々難しい事も要求しています。

また、このクラブで初めてサッカーをやった大半の子達は、経験者達にまた相手選手にどれだけ食らい付いていけるかなど技術やメンタルなど様々な視点から子供達を視ています。

そういった面では試合の最初の頃は大いに不満でした。それぞれが何を意識していたか分かりませんが、とにかく悪い面だけしか見れない状態でした。その後監督からきつーい言葉が掛けられてから徐々に良くなっていきましたが、最初から出来るようになってほしいですね。
ただそれ以降は見違えるほど良くなってきました。技術やスピードがある子は空回りしていた状況から抜け出し、体力が無く淡白なプレーをしていた子は最後まで相手に喰らい付き、試合を通して成長した印象があります。もちろん相手の上手い子に為すすべなくやられる事もありますが、それぞれが自分の現状以上のプレーにトライしておりました。

それにしてもこの年代の子達の課題はメンタルコントロールですね。自己主張とエゴイスティック、協調性と責任放棄。そのバランスの振れ幅がとても大きいように感じます。年齢的に非常に多感な時期。練習では技術的な事だけでなく、メンタル面も厳しく(?)鍛えていきたいです。

2010年11月27日土曜日

練習試合について 1

今日は天候にも恵まれ良い環境の中で練習試合を行うことができました。今回もたくさんの発見があって、私としては大満足の1日でした。

1年生クラスですが、結果だけを見れば今回も苦戦でしたね。この年代のサッカーは、どうしてもおしくらまんじゅうのような形になり、体格の大きさで結果が決まってしまうところがあります。特にうちのクラブの子供たちは小さい子が多いのでいつも厳しい戦いになります。またプレーの特徴として、来たボールを思いっきり蹴飛ばす事が多いので、やはり体が大きくて力のある子が多くいる方が有利ですね。

しかしその中においても、うちの子達は来たボールをきちんとトラップして、相手を抜こうとするプレーが随所に見ることができました。まあ大きい子達に囲まれているので、一人抜いてもすぐに潰されてしまい、中々結果(ゴール)に結び付かないので判りづらいですが、日々の練習通りのプレーがきちんと出ており、私の頬は緩みっぱなしです。特に今日の相手は強豪チーム。そのようなチームに対してあのくらい出来たのであれば言う事はありません。それにこの数試合で修正点も明確になってきました。これからの練習で反映させたいですね。
身体的な成長は必ず終わり迎えますし、今体が大きくてもそのうちに追い付かれるでしょう。その時に技術レベルが低いとあっというまに抜かれます。そう考えると骨格や筋肉がこれから伸びてくるこの子達の数年後が、ほんとに楽しみです。

目の前の試合に勝つだけなら、大きくてボールを蹴れる子を後ろに配置して、足の速い子を前に置いとけばそうそう負ける事はないでしょう。ただそれでは技術の向上が図れないのでこれからも今のサッカーを続けます。応援されている親御様は、ストレスの溜まる試合になるかと思いますが、そこは我慢してくださいませ。

ちょっと長くなってしまったので3年生クラスについては後日記載します。

2010年11月22日月曜日

練習試合から見えるもの

色々な事情があって更新が滞ってしまいました。早速再開したいと思います。
書きたい事は多々あるのですが、まずは11月13日(土)に行われた練習試合について。結果は特に1年生クラスについてはあまり良くなかったですが、たくさんの収穫があってとても有意義な試合でした。ドリブルやパス、シュートなど技術的な要素は相手より劣っておりましたが、サッカーを始めてまだ数カ月なので特に問題とは考えておりません。それよりも敏捷性など神経系の動きや持久力が劣っている事が心配です。
ですので最近の練習では、今までよりもその能力を向上させる練習を多く取り入れております。もちろん単純に走らせるのではなく、遊びの要素を取り入れて楽しみながらフィジカルの発達を図っております。この能力はこれから急激に発達していきますので、今のうちにその土台作りをいなくてはいけません。ただ最近は月曜と水曜は雨が多くて残念な状況ですが…。
でも優れているところも多く見られました。各自それぞれ長所があり、ドリブルが上手い子、足が速い子、パワーがある子、負けず嫌いな子。その長所は相手にも決して負けていなかったので、短所を補いつつ、長所をどんどん伸ばしていきたいですね。

3年生クラスは良い意味で特に言う事は無いです。足りないところは多々ありますが、進歩の跡は確実に見れますし、このまま順調にいっていただければと思います。試合前にはみんなでポジションや役割を決めるなど自立や積極性が見れますし、試合中も各自が声を掛け合ってサポートしていました。これから強いチームとたくさん試合をして、相手より上回っているところや足りないところを感じ取ってくれると良いですね。それが経験になります。
まあ今回は相手との力関係で悪いところが見え難かったというのもありますが。。。

さて次の試合は27日(土)です。今度はどんな発見があるか楽しみです。

2010年11月11日木曜日

食欲の秋??

最近は年末が近くなってきたからなのか、お酒の席に誘われる機会が多くなってきました。
この時期はビールは当然、熱燗や焼酎などがとても美味しく飲める季節ですので、何を食べても幸せを感じます。そんな楽園気分を満喫していましたが、今日ふと脇腹を見ると当然の如く今までは居なかった脂肪が住み着いておりました。そして久しぶりに体重と体脂肪を計測したところ、とんでもない数値を目にした今日この頃です。
前回のブログでは、スポーツの秋などとたいそうな事を書いてしまった事を本当に恥ずかしく思います。あのような事を書いておいて、まさか自分がこんな事態に陥るとは・・・。美味しい食事は罪深いです。いや、食事に罪はありません。節制できなかった自分が悪いのです。

そんなわけで、これから走ります。

2010年11月2日火曜日

スポーツの秋

最近子供たちにあだ名を付けられました。マラドーナとベッカムだそうです。それを聞いた時は思わず爆笑してしまいました。彼らには全く持って敵いません…。

さて、本当にタイミング悪く発生した台風も過ぎて、秋らしい天気になりそうですね。前回のブログでは読書の秋と言うことでしたが、今回は秋シリーズ第二弾でスポーツの秋です。

ここ数年は東京マラソンの影響か、空前のジョギングブームだそうですね。以前、休日に皇居の近くに行ったら確かにたくさんのランナーがいました。スポーツショップに行っても特に女性向けの製品は以前に比べとても充実しています。普段スポーツをされない方もこの季節にジョギングでも始めてみてはいかがですか?とても気持ち良いですよ。

しかし、普段スポーツをされない方は、ただのジョギングとはいえ注意が必要です。昔スポーツをされてた方に多いのですが肩で息をするまで頑張ってしまう方がいらっしゃいます。確かにきつい状況は頑張った感があって、アドレナリンの影響で精神的な満足感は得られますが、実はあまり効果的ではありません・・・。
運動に体が慣れていないうちは、とにかくゆっくりと走りましょう。心拍数で言うと120程度で充分です。これは普通に会話できるくらいの速度で、この速度を一定に保つ事が重要です。時間は出来れば20~30分くらい走りたいですね。でもきつければ5分で終わらせてもOKです。要は楽しく続ける事が大事ですので、楽しくない日はきっぱりと止めましょう。
これをそれなりに長く続ける事で、毛細血管が発達し徐々に運動に慣れた体になります。最初は短い時間でも、そのうちに長い時間を楽しく走れるでしょう。

このやり方はダイエットにも効果的ですので、是非お試しくださいませ。

2010年10月28日木曜日

秋の夜長に・・・

長い猛暑が終わり。季節はすっかり秋ですね。
と、書きましたが本日は冬並みの気温で、なんだか台風が来るとの事…。まあ時期的には秋なので秋らしい内容を書こうかと。
秋シリーズ第一弾。「読書の秋」という事で今回はサッカーやスポーツにかかわる本をご紹介します。これらの本はとてもたくさん出版されていますが、ノンフィクションだと偏った内容になってしまうので、小説からご紹介です。

まずは「龍時」。これは野沢尚の作品で、日本の中学生が高校に進学せずにスペインに渡るという物語です。チーム内のレギュラー争い、トップチームへの昇格、外国で生活する事の難しさ…。とてもリアリティ溢れる作品です。プロのサッカーチームやプロサッカー選手とはどういうものなのかこれを読むとだいぶ分かりますので機会があれば読んでみてください。なお、3完まで発行されてますが、作者が急逝され未完の作品となっています。

続いては「サクリファイス」。野沢史恵の作品で、自転車ロードレースの物語です。自転車レースは個人戦のように見えて、実は完全たるチーム戦。一人のエースの為にその他のアシスト選手が全ての労力を使います。エースの為に風除けとなって走ったり、エースがパンクしたら自分の自転車のタイヤを渡し、エースの為に補給食を渡したりします。エースの選手はそれらアシスト選手の犠牲の上で走っているわけですから、とても重い責任が発生します。これらの事をドラマティックに書かれたこの本は、チームで戦うとはどういう事か、どれほどの想いがあるのかが明確に分かります。サスペンスの色が濃い作品ですが、チームプレーの本質が分かる内容かと思います。

さて実は最近、あまり本を読んでおりません。。。どうも惹かれる出会いが無いと言いますか…。ですので、何かお薦めがありましたらご紹介くださいませ。

2010年10月14日木曜日

自信

少し時間が経ってから改めて新生日本代表の試合を見ました。南アフリカW杯で勇退した岡田監督に代わって、イタリアの名将ザッケローニに率いられる、我らが日本代表。

結果はご存知の通り、強豪アルゼンチンに勝利して、こちらも強豪の韓国に引き分け。とりわけ目立ったのがその守備力でした。南アフリカW杯では、世界でも評価された組織的な守備はそのまま引き継がれ、またそこに個人能力が上乗せされた守備は、要となる中澤選手とトゥーリオ選手がいなくてもとてもソリッドなブロックを構築していましたね。この要因はなんと言っても各自が植え付けた”自信”でしょう。南アフリカW杯では、10人なら崩される事が無いという事が判明し、大会で試合を重ねるにつれて、9人でも守れる!7人でも守れる!という若干疑心暗鬼の状態から、あれ?もしかして1対1でも負けてないぞ!という確信に変貌していきました。これが今回のアルゼンチンや韓国が相手でも、守備はまず負けないだろうという自信のもと、安心感のある守備を披露できた事かと思います。
そのバックボーンにあるのは、先にも書きましたがW杯という真剣勝負の舞台で得た”自信”でしょう。これは皆さんの経験で例えると、試験前に思い残す事無く勉強したから絶対に良い点が取れる、受験に合格する。またサラリーマンの方であれば、大事なプレゼンの前に、これだけ下調べをしたからもう大丈夫、繰り返し予行練習をしたから何を聞かれても絶対に返答できる。など虚勢とは違うそこまでの努力の上に成り立つ絶対の確信(自信)を得た事があったかと思います。

そのような経験(事前の準備、努力)があれば、たいていの事には動じる事無く無難に対処できるでしょう。今の子供達もこれから色々な場面に遭遇するかと思います。その時にサッカーであれだけ頑張れたのだから、このくらい何ともない!サッカーでは誰にも負けなかった、だから今回も必ず勝つ!という思いに至って前に進んでくれると、指導に携わる者としてこれ以上の幸せは無いですね。

2010年10月1日金曜日

サッカー教室





先日、西が丘児童館で出張サッカー教室を行いました。これは以前から考えていた地域貢献プログラムの一つで、数か月前から打ち合わせを重ねて、やっと実行する事ができました。
当日は残念ながら雨の為、室内で行いましたが子供達はとても楽しんでくれたようです。サッカーが好きだけどクラブの存在を知らない子、色々な事情で入会出来ない子がたくさんいます。また、スポーツを知らないが為に協調性や努力という大切な事に気付かない子、日々のストレスを発散する機会に恵まれない子。僭越ながら、このような子供達にサッカーを通じて何かしらの手助けが出来ればと考えています。

入会いただいている皆様はもちろん、皆様が住んでいる地域、私たちが活動している地域に対して、感謝の気持ちをこのような活動で還元していきたいと思います。これからもこのような活動は出来る限り行っていきます。この活動が子供達にとって良いきっかけになってくれれば…。

2010年9月28日火曜日

ベテラン

最近は子供達の成長に驚いてばかりですが、世の中のスポーツ界ではベテランが第一線で頑張ってます。

まずはやはりクルム伊達選手。先日ディフェンディングチャンピオンのシャラポワ選手を破ったら、今日はスロバキアの新鋭ダニエラ・ハンチュコバにも勝ちました!シャラポワ選手は23歳、ハンチェコバ選手が27歳、そしてクルム伊達選手が40歳!!もう圧巻です。
そのクルム伊達選手と同年代で、自転車ロード界に前日本チャンピオンの西選手も凄いです。9月23日に行われた「第44回全日本実業団対抗サイクルロードレース大会」で見事に優勝!20代前半の伸び盛りの選手もいる中でどうやったら勝てるのでしょうか?
そしてサッカー界では、KINGこと三浦和良選手が先日の試合でゴールを決めました。43歳でのゴールはもちろんJ歳年長ゴールです。この記録は他の人には当分破られないでしょう。

彼らの活躍にはとてつもない勇気と感動を与えてくれます。私は社会的には中堅の年齢。これからもまだまだ色んな事にチャレンジしてていきたいですね。

2010年9月21日火曜日

諦めない心

この間の南アフリカワールドカップで日本の守備の要として大活躍した中澤佑二選手ですが、幸いな事に私は彼のJリーグデビュー戦を観た事があり、その後も節目節目に彼のプレーを見てきました。

彼は練習生として東京ヴェルディに入団して、日本代表まで登りつめたという話は有名です。でも最初から上手かったわけではありませんでした。今でも覚えていますが、デビューして最初の数年はヘディングはとても強かったですが、それだけで精一杯という感じに見受けられました。1対1のディフェンスは弱く、カバーリングは雑、キックは下手。。。でも絶対に負けないという気持ちは強く、それを前面に出すファイターという選手でした。
その後当時のオリンピック代表監督のトルシエさんに見出され、シドニーオリンピック代表になりましたが、相変わらず足元の1対1は弱く、パスの精度も悪かったです。その時はこのままだとただのヘディングが強い選手で終わってしまうなと思ったものです。

しかしそれで終わらないのが彼の凄いところ。何かのインタビューで読みましたが、自分を客観的に見て苦手なプレーを普段からずっと練習していたとのこと。その成果は最近の彼のプレーをみれば一目瞭然です。この間のワールドカップでも彼が1対1で負けるところなどあまり無かったように思えますし、的確なカバーリングや正確なパスを出す姿には昔の面影は全くありません。そして、大会後にはFIFAから評価されていました。

全国大会など全く縁が無く、無名な選手が世界でも評価される選手に。そこには絶え間ない努力と挫けない精神力があったと思います。彼はエリートじゃなくても努力で一流になれる事を具現化してくれた貴重な選手。彼を通して子供達に夢や目標を持つことの素晴らしさ、諦めない事、持ち続ける事の強さを伝えたいですね。

2010年9月11日土曜日

今日の試合

さて本日は練習試合を行いました。参加された選手、見学に来られた保護者の方は暑い中、お疲れさまでした。
私は主に低学年クラスを見てましたが、練習で出来ているプレーが多く見られとても良かったです。ボールをキープするプレー、相手を抜き去るプレー、競り合いやシュートなど体格の大きい相手にも臆することなく、出来る事をしっかりと行っていました。もちろん欲を言えばきりが無いですが、彼らの大半はサッカーを始めてまだ四カ月。来年の今頃はどうなっているのか、本当に楽しみです。

中学年クラスは少ししか見れませんでしたが、それぞれが余裕あるプレーをしていましたね。こちらも5月の練習試合に比べたら雲泥の差です。技術、インテリジェンスが格段に向上しています。ただ、不足している点も見え隠れしていました。この辺りはこれから監督がしっかりと指導してくれることでしょう。それと以前からサッカーをやっている子とそうでない子の実力差が結構ありますね。こればかりは今の時点ではどうしようもないので、最近始めた子はネガティブになる必要はなく、これからもしっかりと練習を重ねて、経験者は常に上を見て頑張ってほしいです。

これからも練習試合は続きます。子供達にはより多くの経験を積んでもらいたいですね。

2010年9月8日水曜日

練習試合で期待すること

今度の土曜日は全学年を対象にした練習試合を行います。前回が5月でしたので久しぶりの試合です。保護者の方々には既にお知らせしているように、これからは毎月練習試合を行うことを予定しています。
この練習試合では、もちろん結果は重要ではありません。それよりも子供達それぞれが成功体験や失敗体験を積み重ねる事がとても大事です。シュートが決まった、ドリブルで相手を抜いた、パスが成功した、相手からボールを奪ったなどなど、細かなプレーの成功体験を積み重ねることによって得意なプレーや不得手なプレーを客観的に判断することができるでしょう。得意なプレーは自信となり、不得手なプレーは考える力が身に付きます。また、仲間と共に頑張る、仲間の為に頑張るなど協調性や献身性、自己犠牲の精神、失敗や負けて悔しい想いなどのメンタル面も向上してもらえれば大成功ですね。これらの事はすぐに目に見えて分かる事ではないですが、少しづつ歩んでもらえればと思います。

なお、当日来られる保護者の方は結果に一喜一憂すること無く、子供達が頑張っている姿を見て一緒に応援していただければと思います。そして終わった後は試合についてお子様と楽しく会話してくださると幸いです。まずは頑張った事を誉めて、プレーで悩んでいるようでしたらどうしたら出来るようになるか考えさせるようにしてください。特に悩んでいなければそれはそれで結構ですが(笑)。

色々と難しい事を書きましたが、とにかく楽しむ事が一番です。私も今からわくわくしています。

2010年8月27日金曜日

良い睡眠をとりましょう。

この間の練習で気付いたのですが、最近は日が落ちるのが早くなってきました。夕方6時頃にはもう暗くなりつつあります。ほんの数日前は7時でも明るかったのに…。

とはいえ、それでも全く涼しくならないのが今年の夏。予報では9月に入ってもこの猛暑が続くとか。皆さん、体調管理はくれぐれもご注意ください。そして、この気温の弊害の一つが熱帯夜。このブログを書いている今でも29℃という信じられない気温です。

一昔前はスポーツ選手は寝る時のクーラーは厳禁でした。寝ている間の血行が悪くなり、朝起きた時に疲れが取れていないというのが理由です。私も現役の頃は必ずタイマーを1時間ほどセットして寝たものです。しかし今の時代は違います。そもそも一昔前と気温の差がありすぎです。こんな熱帯夜でクーラーも付けずには寝れません。逆に寝不足で体調を悪くします。

寝ている間に人の体には成長ホルモンが分泌されます。このホルモンによって、筋肉や骨格が成長しますし、免疫力を上げる効果がありますので、病気が治ったり疲労回復にも役に立ちます。
ですので、この時期は程よい室温設定で十分な睡眠をとりましょう。もちろん温度の下げ過ぎはだめですよ。一般的に言われている28℃が良いみたいです。電気代も節約できますしね。

2010年8月20日金曜日

ホームグランド

私たちのクラブはチーム名のとおり、西が丘サッカー場(国立科学スポーツセンター)のフットサルコートで練習しています。
特にこの場所しか無いというわけではありません。周りにはいくつかの小学校がありますし、少し大きい公園もあります。ただ、やはりこの場所には拘りがありました。それは人工芝が敷かれているという事です。
設立当初から育成のテーマを含め、色々な取り決めをチームで行いましたが、その中でも絶対行うと決めていたのがこの場所での練習です。では何故このグランドなのでしょうか?

それは転んでも痛くないからです。当たり前と言えばそうなのですが、土のグランドで転べばすぐに擦り傷や打撲をしてしまいます。ましてやスライディングをした時の腿などは見るに耐えられない擦り傷ができます。そのような環境で、子供達が思いっきりプレーできるでしょうか?低学年の子供などはバランス感覚がまだ未熟ですのでよく転びます。その度に痛い思いをしてはサッカーを楽しく感じる事などできないと考えておりました。その点人工芝であれば(もちろん天然芝が理想ですが)、転んだ時の痛みのストレスを感じる事無く、集中して思いっきりプレーできるのです。

このような小さな事ですが、練習では子供達のストレスを如何に無くし、練習に集中される事ができるかがとても重要な事だと考えています。ですので、今後も西が丘のフットサルコートや最近行っている赤羽スポーツの森で練習し、そこをホームグランドにいたします。

余談ですが、人工芝はやはり人気の為、クラブ設立前に西が丘フットサルコートを継続的に使用する契約は少々骨が折れました…。本来はもっと早くこのクラブを立ち上げる予定でしたが、予想以上に交渉が長引いてしまいました。その間に他のグランドという選択肢もあったのですが、全て土のグランドだったので泣く泣く諦めた事もありました。今思えば、そこで妥協しなくて良かったなと思います。

2010年8月14日土曜日

バーベキュー

本日、赤羽自然観察公園でバーベキューを行いました。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
またいつもと勝手が違うコンロで中々火が付かず、最初に皆様をお待たせしてしまった事が反省点です。すみません・・・。

それにしても子供達は元気ですね!午前中に練習したにもかかわらず、午後もずっと走りまわっていました(笑)。何にせよ子供達が楽しんでいたようで良かったです。

またやりますので、その際はまたよろしくお願いします。

2010年8月9日月曜日

国際経験

日曜日の日経新聞に最近の海外旅行に関する記事が記載されてました。
海外旅行といえば、以前はガイドブックを片手に歩いたが、今はインターネットで得た情報を紙に印刷して持ち歩いている人が多いとの事。確かにガイドブックには載っていない細かな情報は、一味違った旅行になり楽しみも増える事でしょう。私も海外に行った際は、ガイドブックは参考程度にして、色んなところを実際に歩いて探索するのが好きです。

東西南北問わず、外国に行けば今までとは違う文化や価値観に触れて、人としての幅を膨らませてくれます。私も時間とお金が許せばどんどん海外に行ってみたいです。特にグローバル化が標準となりつつあるこの時代、若い人や子供は外国の文化や人と接する機会をたくさん作っておきたいですね。

もちろんサッカーにおいても海外との経験は非常に重要です。サッカーに対する取組み、姿勢、技術、戦術など日本人同士との試合とは違った体験が出来るでしょう。
今の子供達が大人になる頃には、世の中はグローバル化が当たり前になっている事でしょうから、いっそのこと今から国際大会などに参加して、色んな刺激を与えたいですね。

ま、国際大会の参加など今はまだ夢の話ですが・・・。

2010年8月6日金曜日

夏休み

本日、所要で新しく出来たサッカー場に行ったのですが、そこで東京では名門と言われる高校同士が練習試合を行っておりました。
試合を全部観たわけではないので、深く語る事はできませんが今時の高校生はほんとに上手ですね。もちろん粗を探せばいくらでもあるのですが、それよりも彼らが魅せたパフォーマンスに目を奪われました。私が高校生の頃と比べても技術、戦術レベルは格段と発達しています。スピードとパワーこそ見劣りしますが、その内容はプロの試合を若干スケールダウンしたものでした。考えてみれば、今でこそ日本代表はワールドカップの決勝トーナメントに進出して、ようやく評価してもらえるくらいのレベルですが、私が高校生の頃はそれこそワールドカップなんて夢のまた夢でした。日本も強くなったわけですね。全体的なレベルが格段に向上しています。

そんな事を考えながら試合を観ていましたが、同時に自分の高校生の頃を思い出してとても懐かしかったです。皆さんは高校生の夏休みは何をしてましたか?私はサッカーしかしてませんでした・・・。普通は夏休みとなると海や山に行くものですが、私たち(当時のチームメイト)は日々グランドで試合と練習に明け暮れてましたね。それはそれで良い思い出ですが、もう少し違う経験もしてみたかったというのが正直なところです。

一つの事に没頭するのは悪い事ではないですが、ただせっかくの長期的な休みはもっと有意義に活用すべきだったのかなぁと今思えばそう考えてしまいます。
子供達の可能性は無限大です。今からひとつの事に縛られる必要は無いでしょう。当然、サッカーだけが人生ではないです。ですので、出来ましたらこの時期はお子様と色々なところに行って、色んな体験をさせてあげてください。多様な価値観に触れることにより、将来においてきっと何かしらの糧となるはずです。

2010年7月31日土曜日

アーモンド

そういえば以前、子供達の食事で好き嫌いが激しくて大変という話を伺いました。おそらくどこのご家庭でも程度の差こそあれ、同様のお悩みを抱えていることかと思います。成長期の子供には、バランス良い食事を与える事が理想ですが、現実は難しいでしょうね。

3大栄養素と言われる、炭水化物、たんぱく質、脂質がありますが、実際のところどうでしょう?主食の米、おかずの魚や脂身の少ない肉、乳製品、豆類や青魚、オリーブオイルを使った料理など、実はこれ大人も難しいですよね?私もできるだけ気を付けておりますが、全て実行するとなるとほんとにストイックにならないと出来ないです。特に今の時期はビールが止められず、そのつまみについついスナック菓子などに手を出してしまいます。

そんな気の緩みを何とかしようと考えていた時にふと目にした記事がありました。どうやらアメリカのセレブの間ではアーモンドが流行っているらしい、との事。
そこで少々気になって調べてみたところ、このアーモンド、結構やってくれます。まず”若返りのビタミン”と呼ばれるビタミンEが豊富で食物繊維、オレイン酸、ポリフェノール、ミネラルなどの栄養が詰まっていて”天然のサプリメント”と呼ばれているそうです。
これは素晴らしいですね。これだけのものを食事やサプリメントで補おうとすると結構な手間です。まあ、そこまで考えなくてもビールのつまみにスナック菓子よりは比較できないほど優れてます。

もちろん食べ過ぎは良くないですが、おやつ程度に食べてみようかと。皆様も機会があれば試してみてはいかがですか。

2010年7月27日火曜日

Jリーグ


この間の日曜日に西が丘でJ2リーグの東京ヴェルディ対徳島の試合がありました。ワールドカップの熱も冷め、久しぶりに観る生のJリーグはワールドカップほどの緊張感はありませんが、それでもとても白熱し本当に楽しめました。
J2とはいえ、プロの試合。また西が丘というグランドと観客席がとても近いスタジアムでは、体をぶつけ合う迫力や指示の声などがはっきりと聞こえ迫力満点のせめぎ合いが目の前で繰り広げられます。

皆様も是非子供達にプロの試合を生で観戦させてあげてください。グランド内の戦いだけでなく、サポーターの盛り上がりなど非日常的な空間がそこにはあります。サッカーを知らなくても楽しいですよ!

2010年7月24日土曜日

熱中症

私事ながら、本日東松山の峠に自転車で走りに行きました。往復約120kmとこの暑い中、我ながら良くやるものだと少々呆れます。その峠での出来事ですが、最初は調子良く登っていたのですが、途中から足が攣り始め、最後には寒気がしてきました。これはやばいと思って登った直後に頭から水をかぶり体を十分に冷やし、大量の水を摂取してなんとか治まりました。
典型的な熱中症ですね。ただこの「熱中症」、そもそもどういうものかご存知ですか?先日の練習で1年生が軽い熱中症にかかりました。これからの時期、皆様に注意していただきたく今回は熱中症についてご説明します。

【そもそも熱中症って何?】
高気温、高湿度によって体内の放熱機構が機能しなくなり、体温が異常に上昇し、脱水状態が加わった状態です。重度によって「熱疲労」、「熱けいれん」、「熱射病」に分けられます。

【熱疲労】
発汗により体内の水分が枯渇した状態。倦怠感、脱力感、めまい、頭痛、吐き気など。蒼白や皮膚が湿った状態となる。

【熱けいれん】
大量の発汗により、水分だけでなく電解質(主にナトリウム)が失われた状態。水分に加えて電解質の補給が必要となる。倦怠感や痛みを伴う筋肉のつりを起こす。

【熱射病】
熱中症の中で最も重度の症状。死に至るレベルで循環不全により臓器にダメージを与えてしまう。そうなると冷却や補給をしても手遅れなので、至急救急車を呼びましょう。

以上が熱中症の症状です。
さて、ではどのように予防すれば良いのでしょうか?まずは日頃から適度な汗をかいて、汗腺をしっかり開くことが大事です。クーラーの温度はもちろんの事、寝るときはタイマー設定にするなど体を冷やし過ぎないようにしてください。また日中の運動も適度にお願いします。外で遊ぶ事自体は悪い事ではないですが、長時間の遊びは避け、帽子などで直射日光から体を守ってください。それとこまめな水分補給も大事です。1回に摂取する量は少なくて良いですが、少ない量を多くにわたって摂取してください。

この時期の練習は普段よりも強度を落とし、水分摂取の回数を多くしております。私たちも気を付けて練習いたしますので、保護者の方々も日頃から注意深く子供達の様子をうかがってください。なお、上記は保護者の方にもあてはまります。ニュースを見る限り、亡くなられるのは子供より成人の方が多いです。熱中症は自覚症状がはっきりと分からない事が多いので、皆様も本当に気を付けてお過ごしください。

2010年7月18日日曜日

6人制の大会

先日、6人制の大会に参加しました。結果はホームページのトップにあるように準優勝という素晴らしい結果です。梅雨明けの暑い中、みんな本当に良く頑張りました。
それにしても試合という真剣勝負では得る収穫が多いですね。普段の練習とは違う雰囲気で、自分の実力をどこまで出せるか?その実力がどの程度通用するのか?はたまたチームがピンチに陥っている時、見方がミスをした時に誰がどのような態度をとり、言葉を発するのかを少し距離を置いて見てました。

いやいや大変参考になりました(笑)。みんなそれぞれ長所と短所がありますし、今の時点では評価をするというより、伸ばす長所と修正する短所が分かれば良いので、ここでは特に評価はいたしません。
ただ少しだけ言わせていただけますと、仲間に対する敬意が足りません。仲間のミスを責めるのではなく、仲間のミスをカバーして、ミスした仲間を励ます事が必要です。サッカーは本来器用に動かす事が出来ない足でボールを扱います。ですのでミスが無いという事は絶対にありません。それにサッカーはチームスポーツですから、仲間のミスは自分のミスという考えでみんなでサポートしないと誰も積極的なプレーをせず、ミスを怖がって消極的なプレーに終始してしまいます。

先日の試合では、そのような態度をとった子は少々厳しい対応をさせていただきました。技術も大切ですが、それ以上に仲間を想う気持ちはとても大事です。
今後もそのような観点からの指導も行わせていただきます。ご理解くださいませ。

2010年7月15日木曜日

サッカーと数学

梅雨もそろそろ終わりに近づいているこの時期、大半の子供達が今週末で1学期が終了します。みんなの通信簿はいかがでしょうか?サッカーを始めたから成績が落ちたと思われないよう祈るばかりです…。

そういえば以前、ある大学の工学博士の先生とお話する機会があったのですが、その先生が「昔ほどではないが、まだまだ子供達の数学離れがある」と仰って(嘆いて?)いました。その際にスポーツと数学の関連について色々とお話しさせていただきました。今回はその時の話をご紹介させていただきます。

私はサッカーをはじめ、スポーツはとても数学的であると考えています。例えばあるプレーを習得するためには、色々なやり方を試し、失敗を繰り返して成功させていくという作業を行います。これはある仮設を立てて一つずつ検証を繰り返し、正解を求めるというとても数学的な作業です。またスタミナを向上するためにはVoMaxという指数や平常心拍数、AT値、最大心拍数という数値を用いてトレーニングを行います。

それに試合になると、相手のシステムやそれぞれの個性、力量を試合の中で把握し、それを自分や自チームの戦術、技術レベルの長短を比較してゴールを奪うための公式を導きます。この間のワールドカップでも、岡田監督が直前になって守備重視の戦術に変えて、本田、松井、大久保でゴールを奪うというやり方に変えましたよね?これがゴールを奪うための公式です。

学校の授業と違うのは、瞬時に公式を考えなければならない事です。そのためには深い知識と広い視野が必要であり、またすぐに実行できる決断力と判断力が備わっていなければなりません。
というような話を僭越ながら先生にしたところ、「面白いテーマだ」と楽しそうに言われていた事を思い出します。現役時代の私はとびきり技術も身体能力があったわけではありませんでした。それでも最後は高いカテゴリのクラスでサッカーが出来たのは、このように考えてサッカーをしていたからかと思います。それに会社に勤めるようになってからは、この考えが身に付いていたお陰で無難に社会人生活を送れるようになっています。

もちろん全員がこのような考えである必要はありません。ただ、一つの事例として参考にしていただければと思います。

そんな事をふと思い出して勢いのまま書きました。誤字、乱筆、お許しください。。。

2010年7月9日金曜日

南アフリカワールドカップ 育成年代の指導者が考えること



南アフリカワールドカップも残すところ決勝戦と3位決定戦だけとなりました。
さすが世界一を決める大会だけあって、全ての試合がハイレベルで見応えのある試合が連日繰り広げられましたね。

我らが日本代表も予想以上の戦いで見事決勝トーナメントに進出しました。その戦いぶりは全員一丸となって、見ている私たちをとても勇気付けるものでした。ただ残念ながら個人で突破を図れないとか、(守ってばかりで)未来に希望を抱かない等々辛口の批判をされる方もいます。しかし、そもそも代表監督の仕事は現有選手の力を100%出してチーム力の向上を図るというものですから、その手腕は素直に称えるべきでしょう。

とはいえ、日本代表の試合を見た際に、まだまだパスミスやトラップミスが多く、それに有名選手のように一人でゴールが出来るようなプレーが少なく感じる事もあります。しかしこれらは代表監督が解決できる問題ではなく、私たち育成年代の指導者の課題です。

ワールドカップは私たち指導者にも素晴らしい発見の場となります。常に世界のトレンドを見て、私たちも進歩しなくてはなりません。今回発見できた数々の事象を子供達の指導にフィードバックしていきたいと思います。

2010年7月7日水曜日

ご挨拶

皆様、日々の活動におきましてお子様の送り迎えをはじめ、体調管理や指導、また当クラブへのご協力とご理解をいただきまして誠にありがとうございます。

今年2月から立ち上げた当クラブですが、お陰さまで約半年を迎える事ができました。当初の予定より人数が増えた事は本当に喜ばしい事であり、ひとえにお友達を紹介していただいた方々や体験練習会に参加後にご加入いただいた皆様のお陰です。
とはいえ、まだまだ人数が少ないクラブでありますので、もっと人数を増やして対外試合や大会参加を積極的に行っていきたいと思います。

それにしても子供達の成長は凄まじいもので、日々驚いています。初期メンバーの子供達は最初はドリブルさえもままならない状態でしたが、今は全く違和感無くプレーしています。週に一回の子供達が多く、体力的には他のメンバーに劣るところがありますので、外から見ると少々目立たないところがありますが、技術的は遜色なくおそらく一番伸びているかと思います。
また、4月以降に入られたお子様達は最初は大人しかったですが、慣れるにしたがって今では全員が中心選手の如くプレーし、それに伴い技術も急激に伸びております。
私も練習の度に子供達から刺激をもらい、もっと頑張らないとと気を引き締めております。

当クラブはサッカーを通じて、社会に出てからも活躍できるよう指導を行っております。すぐに効果が出るような事ではございませんが、これからもお子様の成長の為に尽力させていただく次第です。

これからもよろしくお願いいたします。