2010年9月28日火曜日

ベテラン

最近は子供達の成長に驚いてばかりですが、世の中のスポーツ界ではベテランが第一線で頑張ってます。

まずはやはりクルム伊達選手。先日ディフェンディングチャンピオンのシャラポワ選手を破ったら、今日はスロバキアの新鋭ダニエラ・ハンチュコバにも勝ちました!シャラポワ選手は23歳、ハンチェコバ選手が27歳、そしてクルム伊達選手が40歳!!もう圧巻です。
そのクルム伊達選手と同年代で、自転車ロード界に前日本チャンピオンの西選手も凄いです。9月23日に行われた「第44回全日本実業団対抗サイクルロードレース大会」で見事に優勝!20代前半の伸び盛りの選手もいる中でどうやったら勝てるのでしょうか?
そしてサッカー界では、KINGこと三浦和良選手が先日の試合でゴールを決めました。43歳でのゴールはもちろんJ歳年長ゴールです。この記録は他の人には当分破られないでしょう。

彼らの活躍にはとてつもない勇気と感動を与えてくれます。私は社会的には中堅の年齢。これからもまだまだ色んな事にチャレンジしてていきたいですね。

2010年9月21日火曜日

諦めない心

この間の南アフリカワールドカップで日本の守備の要として大活躍した中澤佑二選手ですが、幸いな事に私は彼のJリーグデビュー戦を観た事があり、その後も節目節目に彼のプレーを見てきました。

彼は練習生として東京ヴェルディに入団して、日本代表まで登りつめたという話は有名です。でも最初から上手かったわけではありませんでした。今でも覚えていますが、デビューして最初の数年はヘディングはとても強かったですが、それだけで精一杯という感じに見受けられました。1対1のディフェンスは弱く、カバーリングは雑、キックは下手。。。でも絶対に負けないという気持ちは強く、それを前面に出すファイターという選手でした。
その後当時のオリンピック代表監督のトルシエさんに見出され、シドニーオリンピック代表になりましたが、相変わらず足元の1対1は弱く、パスの精度も悪かったです。その時はこのままだとただのヘディングが強い選手で終わってしまうなと思ったものです。

しかしそれで終わらないのが彼の凄いところ。何かのインタビューで読みましたが、自分を客観的に見て苦手なプレーを普段からずっと練習していたとのこと。その成果は最近の彼のプレーをみれば一目瞭然です。この間のワールドカップでも彼が1対1で負けるところなどあまり無かったように思えますし、的確なカバーリングや正確なパスを出す姿には昔の面影は全くありません。そして、大会後にはFIFAから評価されていました。

全国大会など全く縁が無く、無名な選手が世界でも評価される選手に。そこには絶え間ない努力と挫けない精神力があったと思います。彼はエリートじゃなくても努力で一流になれる事を具現化してくれた貴重な選手。彼を通して子供達に夢や目標を持つことの素晴らしさ、諦めない事、持ち続ける事の強さを伝えたいですね。

2010年9月11日土曜日

今日の試合

さて本日は練習試合を行いました。参加された選手、見学に来られた保護者の方は暑い中、お疲れさまでした。
私は主に低学年クラスを見てましたが、練習で出来ているプレーが多く見られとても良かったです。ボールをキープするプレー、相手を抜き去るプレー、競り合いやシュートなど体格の大きい相手にも臆することなく、出来る事をしっかりと行っていました。もちろん欲を言えばきりが無いですが、彼らの大半はサッカーを始めてまだ四カ月。来年の今頃はどうなっているのか、本当に楽しみです。

中学年クラスは少ししか見れませんでしたが、それぞれが余裕あるプレーをしていましたね。こちらも5月の練習試合に比べたら雲泥の差です。技術、インテリジェンスが格段に向上しています。ただ、不足している点も見え隠れしていました。この辺りはこれから監督がしっかりと指導してくれることでしょう。それと以前からサッカーをやっている子とそうでない子の実力差が結構ありますね。こればかりは今の時点ではどうしようもないので、最近始めた子はネガティブになる必要はなく、これからもしっかりと練習を重ねて、経験者は常に上を見て頑張ってほしいです。

これからも練習試合は続きます。子供達にはより多くの経験を積んでもらいたいですね。

2010年9月8日水曜日

練習試合で期待すること

今度の土曜日は全学年を対象にした練習試合を行います。前回が5月でしたので久しぶりの試合です。保護者の方々には既にお知らせしているように、これからは毎月練習試合を行うことを予定しています。
この練習試合では、もちろん結果は重要ではありません。それよりも子供達それぞれが成功体験や失敗体験を積み重ねる事がとても大事です。シュートが決まった、ドリブルで相手を抜いた、パスが成功した、相手からボールを奪ったなどなど、細かなプレーの成功体験を積み重ねることによって得意なプレーや不得手なプレーを客観的に判断することができるでしょう。得意なプレーは自信となり、不得手なプレーは考える力が身に付きます。また、仲間と共に頑張る、仲間の為に頑張るなど協調性や献身性、自己犠牲の精神、失敗や負けて悔しい想いなどのメンタル面も向上してもらえれば大成功ですね。これらの事はすぐに目に見えて分かる事ではないですが、少しづつ歩んでもらえればと思います。

なお、当日来られる保護者の方は結果に一喜一憂すること無く、子供達が頑張っている姿を見て一緒に応援していただければと思います。そして終わった後は試合についてお子様と楽しく会話してくださると幸いです。まずは頑張った事を誉めて、プレーで悩んでいるようでしたらどうしたら出来るようになるか考えさせるようにしてください。特に悩んでいなければそれはそれで結構ですが(笑)。

色々と難しい事を書きましたが、とにかく楽しむ事が一番です。私も今からわくわくしています。