2011年10月30日日曜日

先日以下の本を読みました。


異端者たちのセンターサークル-プロサッカー選手を育てるということ」(海江田哲朗)


昔の読売クラブ(東京ヴェルディ)の中学生、高校生のチームは、それこそ各チームの飛び抜けたエースだけが集まったチームでした。本書ではそのチームの没落と復活の様子を描き、その復活に尽力した指導者たちの活動を記載したものです。


この本を読むと、若年層の指導者の責任の重みと、プロサッカー選手になる事の尊さ、そして厳しさが良く分かります。
指導に携わる者として、自分たちが行なっている事の責任を痛いほど痛感した次第です。


皆様も機会があれば是非手にとっていただき、厳しい目で私たちを見ていただければと思います。



2011年10月12日水曜日

自己研鑽を意識している今日この頃。最近は下記の本を読みました。

「頭が良くなる思考術」(白取春彦)

これは有名な「超訳:ニーチェの言葉」を書いた方の本です。タイトルがよくあるビジネス書のような感じなので勘違いしそうですが、その内容は古典、啓蒙書、哲学書から示唆された知恵と、とても良く練られた思考の技術の塊となっています。
書いてある事は言われてみれば当たり前の話ですが、普段の生活の中で意識するのは難しいことばかり。少し手元に置いて都度読み返して頭に入れます。

さて最近の練習ですが、夏前から意図的に取り組んでいたアジリティ練習の成果が出てきましたね。
それまでは低学年であれば、全力で走った時に体のバランスが悪く、前後左右の反応も非常に鈍い状況で、中学年以上は前への推進力は良いのですが、左右の体重移動、クイックスタート、クイックストップなどサッカーが上手な子でもバランスが悪い状態でした。全学年とも意識はあるが体が反応できていないのが目に見えて分かりました。

そのような状況がここ最近はとても改善されましたね。低学年は動きに安定感と力強さが付いてきましたし、中学年以上はとてもキレのある動きが出来てきたように見えます。もちろん個々で見たらまだまだ改善しなてはいけない子はいますが、全体的な底上げは出来ました。

これで基礎となる体作りはひとまず終了(重点的に実施するのが終了で、これからも継続的に行います)、これからボールフィーリングや若干の戦術的要素がある練習を行います。これらも3~4ヵ月ほど継続すると、また一伸びできますね。

来年の春頃には一段とたくましくなった子供たちのプレーを見るのが今から楽しみです。

2011年10月8日土曜日

先日、他の少年サッカークラブでコーチをやっている知人から言われたのですが、当クラブが設立から2年も経たずにこんなにメンバーがいるのは凄く、また区のリーグに登録せずに他チームと試合を行っているというのもそんなクラブは聞いたことがない、との事です。

そういう知人の顔は少々羨望の眼差しが。。。(笑)

しかしこのクラブ外の人から見ればそうなのかもしれませんが、私たちの立場からすればまだまだ子供たちや保護者の方々のご期待に応えているとは言えない状況で、もっともっと良いクラブにしなくてはいけないと日々悩んでいる状況です。今、子供たちそれぞれに必要な事はなんだろう?最近元気が無いけど何かあったのだろうか?もっと効率的な練習はないのだろうか?子供たちは順調に伸びているだろうか?保護者の方々が求める事はなんだろうか?心配事があるのだろうか?
などなど、あまり自分たちを客観的に見る事ができておらず、特に他チームとの比較など考えた事もないですし、その必要性も感じませんでした。おそらくこれからも考えないでしょうね。
それよりもとにもかくにも反省する日々です。最近は我ながらつまらないミスが多すぎて悲しくなってきます。もっとしっかりせねば。。。

2011年10月3日月曜日

親子サッカー開催


先日ある方に指摘されたのですが、最近このブログの更新が滞っておりました。決してサボっていたわけでなく、今年の夏は心身ともに絶不調な状態でして、ほんとに余裕がありませんでした。

言い訳ですね。。。

しかしさすがにもう体調も戻ってきましたので、これから普段の練習はもちろん、このブログでの情報提供も頑張っていきます!

さて書きたい事は色々とあるのですが、まずは先日行われた親子サッカーにおいて、多数のご父兄の方がご参加いただいた事に御礼を申し上げます。
普段の練習とは違う雰囲気の中、子供達も楽しんだようで開催して良かったです。しかしそれにしても皆さんタフですね。あるお母さんに聞いたところ、普段でも週に2日くらい運動しているとか。頭が下がります。。

伺った限りでは好評のようですので、また開催したいと思います。スポーツの秋ですから子供達に負けず、私たち大人も体を動かしましょう!