2013年11月18日月曜日

ほんとに久々のブログで恐縮です。。。

最近の練習のテーマは基礎の部分に注力しているので、あまり短期的な評価をしたくなく、しかしそうなるとブログに書く事も気を遣い、書けなくなるという状況です。

と言い訳は置いておいて、上記の通り今はボールコントロール、パス、トラップなど基礎の技術を底上げしています。これは夏前から取り組んでいた俊敏性向上のトレーニングによって、反射神経や基礎体力が向上したことにより、その力をより伸ばすために基礎の部分に注力している次第です。
先週行った練習試合でも、あれ?そんな機敏な動きが出来るようになったんだ!そんなバランスが崩れた状態でも強いシュートが蹴れるようになったんだ!と、とても地味な驚きがありました。着実に効果は出ていると思うので、これからも地味練習を続けます。

さて話は変わりますが、昨日は高校サッカーも東京都大会の決勝戦を観ましたよ。修徳高校対成立学園の試合ですが、非常に興味深いテーマでした。試合途中まで出足鋭い守備で、2点をリードした成立学園ですが、おそらく2点差で安心したのでしょう。その後はそれまでの前向きなパワーは無く、安心からか徐々に出足が鈍くなってきます。
そしてその減退したパワーと反対に、これまで成立学園の前に来るパワーに押されていた修徳高校は、絶望的な点差に吹っ切れたのか、後ろ髪を引かれる事のない迫力ある積極プレーで試合を盛り返します。最後は一度減退したパワーを取り戻すことが出来なかった成立学園の逆転負けという結果になりましたが、改めてサッカーは相対的はスポーツだと思い知った試合でした。

その夜に行われた日本代表対オランダ代表も似たような試合でしたね。前半はオランダが優勢で後半は日本代表が優勢に試合を進めました。両チームとも対照的な前後半で何とも評価が難しい試合でしたね。
最初からその調子で行けばいいじゃないか!という意見もあるかと思いますが、この前に行くパワーというのは実は、有限です。集中力や体力、意思の力がベースとなり、しかも相手がいるスポーツなので、出し過ぎても途中で疲れるし、出さないと相手のペースになってしまいます。そのコントロールがとても難しいですね。優れたリーダーが一人いれば解決してしまう事もありますが、この奥深さもチームスポーツの魅力でしょうか。

なんとなくまとめてしまいましたが、このテーマを説明するのは具体的な事例が無いと難しく、来年のワールドカップの日本代表の試合で一度取り上げてみたいと思います。それまでに私も語れるほど知識を付けるよう勉強しておきますので。。。