2014年12月3日水曜日



先日の水曜日は女子サッカークラブ選手権のため練習ができず。しかしせっかくなので水曜日クラスの子を対象に参加者を募ってその試合を観に行きました。写真は岡山湯郷Belleの宮間選手です。なでしこキャプテンとの貴重な写真。負けた直後にもかかわらず、ファンサービスはさすがです。

また最近ブログに滞っており、すみません。
13日の説明会に向けて色々とまとめております。今年の反省、そしてこれからの事。

とにかく指導を含め、クラブの活動の質を向上していきます。

2014年11月10日月曜日

先週末はナビスコカップの決勝、Jリーグ、そして西が丘では高校サッカーが行われるなど、サッカー好きには充実した日々でしたね。私も出来る限り現地やテレビで観戦しました。

そういえば、先月、赤スポで行われた六年生大会の東京都の決勝戦を観たのですが、一方は体が大きい選手達で揃えたチーム、もう一方は体が大きい選手が一人いましたが、その他は体が小さく俊敏性と個人技が突出した選手を揃えたチームで行われました。結果は予想通り体の大きな選手を揃えたチームの圧勝です。決勝戦とは思えないほどの大差でした。小学生の年代では、本当にフィジカルの差が結果に反映されますね。

そして日曜に観た高校生サッカーですが、この年代になると身長差や体格差はそれほどなく、皆似たような体格の選手達で試合が行われてました。またJリーグになると、体格差はハンデでは無くなり、広島の佐藤選手のように小さな体を活かしたプレースタイルで得点を積み重ねる選手もいます。

この現象を考えると、小学生年代で体が小さい選手や足が遅い選手でも結果が出なくても長い目で見れば特に問題が無い事がわかります。もちろん、自分の特徴を活かしたプレースタイルを確立する事が前提になると思いますが。それに対し、現在体大きく、そして足も速い選手などはこれから苦労するかもしれません。今は試合でも目立ちますし結果が出やすい状況ですが、体格差が無くなった時の対処がその後の結果に繋がっていくのでしょうね。

このクラブにも体が大きい選手が増えてきました。おそらく来年の試合では大活躍するでしょう。しかしそのプレーが、体格差によるものなのか、個人技術や戦術から成るものなのか、私達指導者はきちんと見極めないといけません。誤った評価でその選手の将来を摘んでしまう可能性があることを肝に銘じて指導にあたる必要があります。

以上、捉えどころの無い文章になってしまいましたが、先週末のサッカー観戦で感じた事を忘備録として記載しておきます。

2014年11月1日土曜日

応援に来られた六年生の保護者の皆様、本日は雨の中お疲れさまでした。

今日はたくさん得点を取れたし、何より勝利した試合もあり楽しめましたね。春頃の試合と比べると技術も体力もとても向上したと思います。今は体力、技術、理解力が伸びている時期なので、このまま全員が練習を続けてほしいですね。これから受験や勉強などがあるかと思いますが、体を動かす事も重要な事なので・・・。

さてその試合ですが、フィジカルモンスターと化したこうた君の活躍はもちろん嬉しく、それ以外にも練習で取り組んでいるパスをもらう(引き出す)動き方や相手の裏を狙う意識が全員に見えて、大満足です。また、これまで体格の良いチームとの対戦ばかりであまり見えなかったですが、各自のドリブルの質、パスの質がとても良くなっています。え!あんなプレーが出来るんだ!という驚きが多々ありました。

このチームの選手たちは、他のチームの選手と比べると体の成長が遅いように感じます。なので今は常に体が大きい選手とのマッチアップでとても厳しいかと思いますが、今後はそのハンデが無くなりますので今よりも余裕を持ってプレーできるでしょう。おそらく彼らが中学二年生や三年生になったら体格の差がそれほど無いと思いますので、自分たちの技術に自信が持てるようになると思いますし、もしかしたら注目を浴びる選手になるかもしれませんね。

継続が大事!みんながんばれ!

2014年10月25日土曜日

さて天気に恵まれた今日は、五年生の登録チームと四年生主体のチームの練習試合を行いました。

五年生の登録チームは、これまで緊張感がある試合や練習が続いたので少し息抜きを兼ねた試合です。みんな一生懸命やっている中で適度にリラックスして良い雰囲気でしたね。このくらいのメンタルだと良いプレーも出ます。やはりがちがちに緊張するより、少し遊び心がある方が良いですね。それにしても彼らは日々逞しく成長しています。この間の大会も彼らにとって糧となったようで、一段とスケールアップしているように見受けられました。この調子でがんばれ!

もう一つ四年生主体のチームですが、最初は久しぶりの試合で体が動いていなかったですが、時間の経過と共に緊張がほぐれ良いプレーが見れるようになりました。このチームはまだ評価する時期ではないので、とにかく全員が力を出し尽くすように心がけた次第です。各自、良いところも悪いところも多々ありますが、今は思いっきりプレーすることが重要です。
ただ試合をやり過ぎたかな?最後は疲れて集中力が無くなってしまったのは、私たちの責任・・・。次はもう少し凝縮した中で行います。



2014年10月5日日曜日

昨日はヴェルディ対熊本の試合を観戦しました。

両チームとも簡単なミス、例えば相手がいない状況のパスミスやトラップミスが無く、また戦術もしっかりとトレーニングされており、さすがプロの試合でした。二部リーグのしかも下位チーム同士の試合でしたが、とてもレベルが高かったです。ワールドカップでは苦戦している日本ですが、着実に進歩しているのがわかります。しかしこれからプロになろうとしている選手は、それだけ高いレベルが要求され、より狭い門になりそうです。


さて公式戦も終わりを迎える六年生と既に終わった五年生チームですが、これまでの試合が自信になったのか、それても悔しくて発奮しているのかはわかりませんが、練習の雰囲気がピリピリと緊張感溢れ、とても集中して行われています。
春からの試合で自分の特徴を自覚し始め、長所を伸ばそうとしている子、足りない能力に危機感を抱きとにかく練習している子、一見何気なく取り組んでいる練習ですが、個々を細かく見てみるとそれぞれ考えながら練習しているのがわかります。彼らのサッカー人生はまだまだ長いので、この時期に足もとを見て取り組むのはとても良い事ですね。ただまだ漠然と練習している子も多いです。もっと刺激を与えなくてはいけないですね。

中学年クラスも雰囲気が良くなってきました。とはいえまだ集中力が一時間持たないですが、厳しく、楽しく取り組んでいます。現在彼らのテーマは基礎技術です。パス、トラップ、ドリブルなどとにかく基礎と言われる技術を練習を繰り返し行っています。この時期にこれらを集中的に練習して冬にフィジカルトレーニングを行えば、春には一回りも二回りも逞しくなっているでしょう。楽しみです。


2014年9月28日日曜日

本日は六年生の公式戦。二試合ともスコアこそ接戦ですし、振り返ってみると惜しいシーンも多くあり悪くない試合でした。

しかしこのもやもや感は何でしょう?まあいつもように決めなくてはいけないシュートを外し、カウンターから失点してしまう恒例の負けパターンですね。

このチームの選手達は、とりわけ優れた身体能力や技術を持っているわけではありません。しかしサッカーは足の速い選手や技術の優れた選手を揃えれば勝てるスポーツではないので、足が遅くても技術が無くても工夫次第で勝つ事ができるのです。
目の前に相手がたくさんいるなら、反対側の相手がいないところにパスを出せば大きなチャンスになります。そのような状況判断一つで試合を有利に進める事ができます。目の前に何人も相手がいるのにがむしゃらにドリブルしたところで上手くいくほど甘くはありません。

毎試合のように相手キーパーとの一対一を外してしまうシーンを何度も見ます。なぜ外してしまうのか?どうやったらゴールを決める事ができるのか?何度も相手に抜かれるシーンも見ます。なぜ抜かれてしまうのか?どうやったらボールを奪う事ができるのか?いつも自分のポジションをほったらかし、ピンチを招いている選手がいます。その他諸々悪いところが多く目に付きます。

失敗する事や失点する事、そして試合に負ける事は問題としていません。私達が一番重視しているのは失敗した原因と成功する方法を自ら考える事です。それができて選手は進歩していきます。しかしなかなか難しいですね。もちろん一歩一歩着実に進歩している選手もいます。そのような選手はこれからの人生において、何かしら壁にぶつかっても自ら乗り越える方法を探すでしょう。しかしそれ以外の選手たちは自らチャンスを掴むことをせず、与えられた環境の中でしか活動できないような気がします。

今は言われている事がわからないかもしれない。でもいつか気付いてほしい。自分の人生は自分の足でしか進めないのだから。


2014年9月15日月曜日

五年生、六年生大会が終了しました。最後はぐうの音も出ないほどの完敗でしたが、そのような戦い方をしたのでしょうがないです。とても残念な結果でしたが、しかしサポーター席(?)は毎試合盛り上がりましたね。

応援している立場からすると、勝つに越したことは無いですが、負けても全力を出し切った姿はやはり感動します。この二日間の試合は、各自が全力で挑んでいる姿が見れたので、応援にも熱が入りました。

結果は散々ですが、それでも良い点はたくさん見れましたし、しっかりと成長している事も実感できました。おそらく本人たちも出来たところ、出来なかったところがある程度は明確になっているかと思います。これを糧にこれからも頑張ってほしいですし、我々指導者も今回の総括をきちんと行い、今後のトレーニングメニューを構築します。


各学年の集合写真です。ダウンロードしてください。





2014年9月13日土曜日

本日は14時から三年生、16時から四年生以上を対象とした練習試合を行いました。

まず三年生の試合ですが、この試合のテーマは二つ。とにかくチャレンジする事。ドリブルでもパスでもシュートでもディフェンスでも、思いっきりやること。もう一つが相手のコートでボールを奪う事。この二つを意識させて望んで次第です。
体格に差があり、なかなか勝てない為、観に来たお父さん、お母さん達には不満があった試合かもしれませんが、とても良い内容で今後に大きな期待が持てる試合でした。失点シーンは体の大きな相手に力負けするシーンが多く見受けられましたが、それは今後の体の成長で十分補う事ができますので、特に問題としていません。
それより今はドリブルの技術や取られても取り返す、相手を怖がらないという精神的な強さを求めています。その観点で見ると、全員が全力でプレーして持っている力をすべて出し尽くしたと思います。これから理解力や判断力が格段に成長する年齢になりますので、そうなったら観ていてもっと楽しく、強いサッカーになると思います。

さて次は四年生以上のグループです。このメンバーは他のチームで活動している子もいれば、サッカーを始めて日が浅く、まだ試合をそれほど経験していない子もいるグループです。戦術的な考えや技術の質もあまりにもバラバラなので、まずはサッカーというのは個人の自由な発想で、好きなプレーをして良いんだよ、という事から始めました。
最初は、何をやって良いかわからないという中途半端なプレーが散見しましたが、徐々にみんなが楽しく、チャレンジするプレーができるようになり、ひとまず安心しました。ただ残念なのは相手が強すぎましたね。東京都の中央大会に進出するチームですので東京都の中でも上位に位置するチームです。とはいえそういう相手に9回抜かれても1回でもボールを奪える事ができれば、それだけでも凄い事です。次に行う試合では格段に楽に感じるでしょうね。

今日は両グループ共に結果こそ出ませんでしたが、誰一人手を抜いている選手はおらず、全員にポジティブな評価をしています。あの子がここまで戦える子になったんだ!あんなプレーができるようになったんだ!という驚きばかりの一日でした。繰り返しますが、今後が本当に楽しみです。

2014年9月7日日曜日

本日は六年生大会、五年生大会の初日が行われました。
両方とも勝つことができて良かったです。内容が悪くても勝つことで得るものがありますから。

さてまずは六年生ですが、見に来られたお父さん、お母さん達が仰っていた通り、とても粘り強くなりましたね。守備の対応の体の強さや、失点しても下を向かない精神的な強さが出てきました。守備の対応は前回の大会後から集中的に取り組んできたテーマでもありますので、成果が出て良かったです。これは彼らの体の成長とこの練習に取り組むタイミングが非常にマッチした事も大きく成長した要因でもあるかと思います。
また戦術理解度も高いレベルで浸透し、それを遂行する能力も高くなりました。これは日々の練習の積み重ねと合宿で集中的にトライした結果かと思います。練習、合宿がとても良いサイクルで出来た結果ですね。
とはいえもっと強い相手にはまだまだ通用しないとも感じてます。ただ彼らは負けてもそれを糧に努力して、より強くなる事ができるという、とても良い経験をしている真っ只中にいます。結果はどうあれ、この大会の経験を今後のための成功体験としてほしいですね。

次に五年生ですが、個々の選手で見ると良かった選手、悪かった選手が明確になりました。それなりの点差で勝ちましたが、彼らも何かもやもやとしているものを感じているでしょう。ただチームとしてやるべき事が全く出来なかったという事は明確にしておく必要があります。これは私達スタッフの課題でもあり、戦術が良くなかったのか、システムや個々に求める事がマッチしていなかったのか?とにかく原因を追及し対策を試行錯誤しなくてはいけません。明日からの練習で仕切り直しですね。

来週の試合は両チームともターニングポイントになる気がします。試合が始まってしまえば頑張れとしか言えませんが、悔いが残らないようにしてほしいですね。頑張れ!!

2014年8月18日月曜日

今日は一週間ぶりの練習でした。

全クラスの子をつぶさに見ていましたが、練習に取り組む姿勢(意識)の差が明確に見えます。低学年クラスは、姿勢というより少々お疲れ気味ですかね。帰省してたくさん遊んだのでしょう。良い事です。高学年クラスは合宿での集中力をそのまま継続して、とても良い雰囲気で練習を行っていました。問題は中学年クラスですね。

遊びの延長で練習に来ている子がたくさんいます。少し厳しい口調で注意したところ改善されましたが、次回はどうでしょうか・・・?夏休みの期間なので気が抜けるのはいつもの事なのである程度はしょうがないかなとも考えています。
とはいえ上手くなっていく子はこのような状況でも、高い集中力を持って練習しますし、自らハードワークをこなしていきます。同じ中学年の学年でも高学年クラスで練習する子と中学年クラスで練習する子は何が違うのでしょうか?もちろん技術、体格的な差はありますが、私たち指導者からするとそれは小さな事です。それよりも冒頭に記載した練習に取り組む姿勢に大きな差があると感じます。
具体的には、誰よりも早く練習に来て一人で練習してますし、練習ではとにかく走りますし、試合形式の練習では誰よりも守備をするし、誰よりも攻撃します。技術的、戦術的なミスはたくさんありますが、しかし監督やコーチの言う事を理解しようと一言も聞き漏らさずにしているので、当然そのようなミスは減ってきます。こうなると好循環になり目に見えて上手になっていきますね。

このクラブの子は総じて意識が高いので、ほっておいても高学年になれば自主的な姿勢がそれなりに出てきます。しかしもっと早く気付くことが出来ればもっともっと上手になります。中学年の三年生や四年生にその意識を持てというのも難しいのはわかっているのですが、彼らに対し怒ったり、褒めたり、からかったり、時にはあえて無視したりと、とにかく色々なアプローチをして彼らの意識を向上させたいですね。



みんながんばってね。

2014年8月12日火曜日

自家焙煎珈琲 梅ノ木十条店に行きました。


貴重な夏季休暇。普段は日々の練習の振り返りに追われてじっくり考える時間が中々取れませんが、今日は時間を気にすることなくゆっくりと考える事ができました。
中学年と高学年の合宿の成果と反省および対策、公式戦のスケジュール確認、今後のクラブ運営など考える事が山ほどある今日この頃。四年生のあゆむ君のお父さんが経営する喫茶店におじゃましてとても有意義な時間を過ごせた次第。



きれいな店内で落ち着いた雰囲気のお店です。良い喫茶店に行くと、考えがまとめるしアイデアがどんどん出るので、たまらなく至福の時間を過ごせます。

また行こっと。

■自家焙煎珈琲 梅ノ木十条店
http://www.jujo-ginza.com/omise/umenoki/umenoki.html

で、これが↓ブログですが、土日限定スウィーツやJazz Liveなどがあるようです。もっと前に読んでおけば良かった・・・。8月30日のシャンソン&ピアノライブは代表者会議があるので行けないですが、8月24日のJazz Liveは予定を調整して行ってみないなぁと。サウンド・オブ・ミュージックか、うーん、聞きたい!!

■ブログ
http://blog.livedoor.jp/umenoki_jujo/

2014年8月11日月曜日

高学年クラスの合宿も無事に終了しました。
台風の影響でどうなるか心配でしたが、初日にたくさんしかも強豪チームと試合が出来て良かったです。二日目は豪雨なので体育館で練習しましたが、きついメニューをこなす子供たちには脱帽ですね。この合宿の効果については今後の練習や試合でわかると思いますが、中身の濃い充実した二日間を送れてとても満足です。

なお近日中に合宿の写真をサークルスクエアにアップします。ご覧になってください。












2014年8月10日日曜日

今、河辺駅を出発しました。

予定通りに到着します。
2日目は豪雨のため体育館で練習します。

練習前のリラックスタイム。これから苦難が彼らを待ってます。


スタッフも頑張ってます!














合宿恒例の真夜中のスタッフトレーニング。




2014年8月9日土曜日

初日。
心配したほど雨は降らず、無事終了です。




2014年7月30日水曜日

今日は西が丘でヴェルディ対京都の試合を観戦してきました。

この試合、ご厚意で一番良い席のチケットをいただきまして、いつもとは違う雰囲気で試合を楽しめました。本当にありがとうございます!

しかしグランドが近いと迫力が違いますね。やっぱりこのスタジアムは最高ですよ。



次は西が丘で8月2日(土)18時からなでしこの試合があります。

この試合も行かなくては。

2014年7月27日日曜日

中学年クラスの合宿を行いました。

写真をサークルスクエアにアップしようとしているのでが、なぜか上手くいかず悪戦苦闘中です。

さて初日は残念ながら雷雨の為、体育館のトレーニング。二日目は晴れてくれて思う存分試合が出来ました。今回は総勢32名。とにかく夜はやかましかったです・・・。まあ、元気が有り余っているのは良い事なのでしょう。大きな怪我が無く、無事に終わって良かったです。またこの年代は精神的な成長が芽生える時期です。この合宿を機に精神面も大きく成長してほしいですね。









2014年7月2日水曜日

ブラジルワールドカップ、ついにベスト8が出揃いました。

ご存知のように日本代表は予選グループで敗退してしまいましたが、ワールドカップは続いています。日本の敗戦の原因はこれから(すでに)多くのメディアが取り上げると思いますので、ここでは割愛しますが、まあ皆さんが抱く感想が正しいのでしょう。長い歴史を積み上げていく過程においては、決勝トーナメントに進出する時もあれば、今回のように惨敗する時もある。これからですよ。

それにしても今回のワールドカップは最高にエキサイティングです。私は連日5時に起きてテレビ観戦しているのですが、どの試合も息詰まる熱戦でとにかく目が離せない試合ばかりです。今回の特徴としては今流行りのショートカウンターをどのチームも基本戦術としてますね(アルゼンチンだけは前時代的なメッシが戦術ですが。でもそれでも勝っている!)。
このショートカウンターは、一昔前のような自陣深く閉じこもるような守りではなく、ディフェンスラインを高く保ち、前線からの積極的な守備を行い、できるだけ相手陣内でボールを奪うやり方ですね。そのためフォワードの選手も休む暇なく守備をしますし、ゴールキーパーは目の前の広大なスペースを埋めるべくフィールドプレーヤーのような役割も担うようになっています。
そういえばブラジル代表のフォワードのフッキ選手は以前Jリーグでプレーしていたのですが、その頃は全く守備をせず、しかしドリブルを始めたら誰も取れないスーパーな選手でした。それがブラジル代表の試合になると自陣深くまで戻って、一生懸命守備をするような優等生選手になってましたね。びっくりしましたが、ブラジル代表とはいえ(だからこそ)自分の好きなプレーだけをやっていてはだめで、チームの為のプレーが求められるのでしょう。

しかし今大会ではこのような専門的、戦術的な見方よりも、どの試合も試合終了後に両チームとも疲労で倒れこむ姿を皆さんに見てもらいたいです。技術や戦術以前に、勝つために全力を尽くすという姿を子供達は学んでほしいですね。

生放送を観るのは現実的ではありませんが、デイリーハイライトや何かしらのハイライト番組は子供達と一緒にぜひ見てください。そこから子供達がなんでも良いので何かしら感じ取ってもらえると。。。

2014年6月18日水曜日

今日、アメリカ対ガーナ戦を観ました。白熱した素晴らしい試合でしたし、私達サッカーに関わる人間にはとても学習機会が多い内容でした。

先日のコートジボワール、そして今回のガーナもとても組織的かつ献身的なディフェンスを構築しており、一昔前のアフリカ特有の個人能力を全面に押し出した爆発力はあるが、非効率なサッカーは全く見る影もなく、とても進歩している様子がうかがえます。アフリカにおけるサッカーの価値観が変化しているのではないでしょうか。サッカーはその国の経済状況を反映するスポーツです。最近のアフリカの著しい経済成長と何かしら関係があるのでしょうね。

ところで私はこのブログで組織的なディフェンスや攻撃時のポジション変化という言葉を多く使います。少し分かりづらいかと思いますので、良い機会ですので簡単に説明します。

まず守備において重要な事は目の前の相手に負けない事。ドリブルしてくる選手に抜かれない事です。しかしいくら一対一の守備が強くても、世の中には上には上がいるので出来るだけ一人で対応するのではなく、複数人で対応します。日本代表を例にしますと、左サイドで長友選手に向かって相手がドリブルしてきた際に、長友選手だけではなく、香川選手や吉田選手も長友選手を助けます。この時にあらかじめ味方の選手を助ける位置にいる事だけでなく、自分がマークする選手にも対応できる位置にいる事が鉄則になります。
スタジアムで観ると分かりやすいのですが、例えばテレビで見ている時に相手チームがグランドの中央あたりでボールを保持している時にそれを視野に入れつつ、画面端の方の相手ディフェンダー達も見てください。彼らはきちんと等間隔で体の向きも同じように一直線に並んでいるのが見えます。これは自分の周りに相手が来た際に、また味方のサポートにもすぐに行ける位置にいるのです。
この時に彼らはボール保持者を見つつ、自分のマークする選手も見て、味方のポジションも見て、走りこんで来そうな選手も見て、自分のポジションを細かく修正しています。飛び込んでくる相手を網を張って捕まえるイメージですね。

このディフェンスのやり方をゾーンディフェンスと言いますが、これを有効にするのは前線からの守備になります。大まかに言うと味方のフォワードや中盤の選手が相手ボール保持者に厳しくディフェンスに行く事により、相手ボール保持者のパスの正確性を下げる事でボールを奪いやすくします。いくら完璧なゾーンディフェンスを行っても、相手に良い状態でボールを保持されたら難しい状況に陥ってしまいます。
今のサッカーはできるだけ相手ゴール近くでボールを奪うという流れになっています。一昔前のようにフォワードは守備をしなくて良いという事はなく、全員守備でまた全員攻撃がスタンダードになっています。もちろんマラドーナ選手のような一人だけで点を獲れるという選手がいれば別ですが、そのような選手は100年に一度誕生するような確率でしょう。

ちなみに日本代表は長友、吉田、森重、内田選手が一直線に並び、その少し前に長谷部選手と山口選手が並行して並んでいます。この二つのラインが崩れた時にピンチなりますので、試合を観る際にはこの二つのラインにも注目してください。

2014年6月15日日曜日

うーん、日本代表は残念でした。

それにしてもコートジボワールは良いチームですね。アフリカのチームというと、卓越した個人の力を全面に押し出した戦い方というイメージがあるのですが、守備も攻撃も組織力を重視した戦術で、それゆえに個人の力が充分に発揮されるという、日本が目指さなくてはいけない戦術を貫きました。
確かにドログバは凄かったですが、MFとDFで組織する守備ブロックはとても強固なゾーンディフェンスで、日本代表が付け入るスペースは全く無かったですね。

このようなチームを相手にするには、縦横無尽にポジションチェンジを繰り返し、味方のスペースを作り出さなくてはいけません。愚直にフリーランニングを繰り返し、相手のマークを引きつけ、空いたスペースに後ろからリスクを覚悟でどんどん飛び出していかなくてこの守備ブロックは崩せないでしょう。

前半は大迫選手が1トップで体を張ってがんばっていましたが、いかんせん運動量が足りない。もっと動いて香川、岡崎選手のスペースを作らないと厳しい。しかしそれもしょうがないところがある。大迫選手のすぐ後ろにいる本田選手が足もとばかりにパスをほしがるので、前線の流動性がどうしても下がってしまうのです。
しかし本田選手もリスペクトしているような大久保選手が入ってからは、少し好転しましたね。監督やチームメイトの指示よりも自分の直感で行動する大久保選手は、スペースを作る為に自ら動き出し、それにつられて本田選手や香川選手の動きも活発になってきました。

このような展開を試合開始から続けないと、このレベルで勝つのは難しいでしょう。しかしやり続ければ勝てる事は証明できています。何度も例に出して申し訳ないですが、なでしこのサッカーがそれを証明しています。

とにかく次のギリシャ戦に負ければ終了です。私はまだ日本代表が結果を残せるとは思っていません。それより組織的で流動的な日本のサッカーを世界に示してもらいたいです。なでしこの活躍で、フットボールネーションズでは日本の評価はとても高まっています。この大会でも強烈な印象を残してほしいですね。

ちょっと変なテンションになってますゆえ、乱筆ご容赦あれ。

2014年6月11日水曜日

そういえばワールドカップは今週開幕なのですね。

まだ先かと思ってましたので、ちょっとびっくり。慌ててTV放送を調べた次第です。

日本代表の試合は以下。

6/15(日)10:00~ NHK総合 コートジボワール 対 日本代表

6/20(金)07:00~ 日本テレビ系列 日本代表 対 ギリシャ
             NHK BS

6/25(水)05:00~ テレビ朝日系列 日本代表 対 コロンビア


大会全体の放送スケジュールは以下を参照ください。
http://tv.yahoo.co.jp/tv_show/worldcup2014/#tv_wrap

何はともあれ初戦がとても大事。この結果でほぼ予選リーグの結果が決まると言われています。
相手は全て格上。さてさてどんな試合が見られるか・・・。

2014年6月8日日曜日

テレビを見るとワールドカップが近づいてきた事を実感します。これからもっと盛り上がってくるでしょうし、始まったら寝不足の日々になるのでしょうね。子供達と接していると日本代表の存在の大きさが分かります。彼らの一挙手一投足の影響力は計り知れないですね。

かくいう私も子供の頃は影響を受けました。まだプロリーグはありませんでしたが、将来は海外でプロサッカー選手になる事を夢見て日々励んでいた一人です。周りには同じようにサッカーで食べていく事を夢を見た数多くの仲間がいました。私はその夢を叶える事はできませんでしたが、幸運にもサッカーで得た経験を基に、ビジネスではそれなりに上手く行き家族を養える程度の生活はできています。しかしながら、同じ夢を追った友人達は未だに日々を暮らす生活を送っている者も少なくありません。友人だけでなく、一つの事(スポーツ)だけを追い続けてしまった結果、気付いたら他の選択肢が無く、余裕のない仕事を続けている元スポーツ選手が多いのが現状です。

サッカーなどスポーツだけでなく、一つの事を追い求めてるリスクはあります。そのリスクを背負うからこそ成功した時の報酬や名誉は莫大なものになるのでしょう。しかし失敗した時のダメージは本人達は気付いていないかもしれませんが、計り知れないものがあります。そうならないように、子供達に対しサッカーだけでなく勉強もしっかりやりなさい、常に選択肢を持ちなさいと指導しています。

子供達には上記の指導を徹底する事により、これ以上増やさない事が出来たとしても、今いる彼らの受け皿を作りたいと以前から考えています。コーチ業の収入だけでは食べていく事が難しいので、指導者になりたくても生活の為にできない人が多いのです。

その受け皿を具現化するにはどうしたら良いのか?自分でビジネスを興し彼らを雇うのも一つですし、コーチ業と両立できる仕事を探しすのも一つ。大事なのは彼らのライフプランを考慮する事。
最近はそちらの活動で時間を割いてしまいましたが、あまり進歩せず。一人で考えるのも限界がありますので、何かしらアイデアがありましたらお聞かせいただきたく。

2014年6月7日土曜日

テストマッチ 日本対ザンビア

良くないですね。身体能力にハンデを持つ日本が世界で戦うためには、攻撃も守備も数的優位を作り出す事だと思います。その為には攻撃から守備の切り替えの際に一息付くことなくもっと早く行動しないといけないし、味方がプレーできるスペースを作り出すためにもっと効率的な(よく言われる)無駄走りをしなければなりません。
最初の失点シーンの本田選手が行ったアリバイ守備。「俺は守備してるよ」という見せかけの守備ではダメ。常に先を読み、厳しく、絶対にボールを奪うという意思を持って守備をしなければいけません。あの場面であのような守備をすると、まわりも彼が抜かれるのが分かるので、当然動く事ができず、主導権は相手プレーヤーに握られてしまいます。あのシーンは相手にボールが渡る前に、その事を予知して厳しくプレッシャーを掛け、相手がボールキープしかできないようにして、複数人でボールを奪うようにしなくてはいけませんね。
またFWの柿谷選手も前半の低迷した原因の一つです。彼が動かない事により、岡崎、香川選手が動くスペースを消してしまい、とても窮屈な戦いになってしまいました。とにかく本田選手と柿谷選手はチームのためにもっともっと走らないと。

前回のワールドカップの前は結果こそ出ませんでしたが、数的優位を作り出す守備や攻撃時のスペースの活用が、親善試合を行う度に発展して本番への期待が高まりました。

日本代表のお手本はなでしこジャパンだと思っています。彼女たちが繰り広げるチャレンジ&サポートは、日本が世界で戦う成功例です。彼らは澤選手のプレーをビデオで観て、イメージを膨らませる事が必要です。

初戦までもうあまり時間がありません。守備の国イタリアから来たザッケローニ監督の修正力に期待しましょう。

2014年5月26日月曜日

アジアカップでなでしこが優勝しました!

最後まで気が抜けない凄い試合でしたね。世界で評価されているなでしこのサッカーですが、簡単に勝てる試合は無く、苦しい試合を勝ち抜いたこの大会の優勝はとても意義があり、今後により期待ができる内容と結果です。そういえば6月1日(日)13時から西が丘サッカー場でなでしこリーグがあります。私もおそらく観に行きますので、皆さんも時間があればぜひ。

この試合ですが、FWとDFに大柄な選手を揃えたオーストラリアに対し、小柄な日本がどのように戦うのか注目していました。
オーストラリアはその大柄なFWに後方からロングボールを送りチャンスを作り出す戦い方です。それに対し日本は、まずFWが相手DFに執拗なディフェンスを繰り返します。これにより、相手は正確なボールを蹴る事ができません。また攻撃では第一優先は相手DFの裏のスペースを狙っていました。この目的は相手のDFを後ろ向きに走らせる事により相手のDFラインを下げさせる事でしょう。それにより中盤に出来たスペースを活用しますが、ここでも優先は相手DFの裏のスペースでしたね。とにかく中盤でパスカットされる事を絶対に避けたかったというのがあると思います。近くの味方に出す横パスにはとても気を遣っているのが見てとれます。

最後まで集中して自分達の戦い方を実践したなでしこの優勝はとてもフェアな結果だと思います。ではこの戦い方を他のチームも真似すれば良いじゃないか?と思うのですが、そこまで簡単な話しではありません。FWの選手は守備の際に相手DFに何度もしつこくアプローチし、攻撃の時は裏に走る体力とスピード、DFの選手は大きく速い相手FWに体を張ってとにかく負けないディフェンスを繰り返し、MFの選手は攻撃も守備も行う豊富な運動量とポジションの戦術眼、ミスをしない技術などとにかくレベルが高いです。男子女子関係なく、このレベルを目標に指針に育成を行うのが正しいのかもしれませんね。

それと先日は低学年クラスの練習試合を行いました。学校行事などで参加人数は少なかったですが、とても良かったですよ。こちらの二年生チームに対し相手は三年生で、一年生チームに対し相手は二年生を中心としたチームです。もちろんたくさん点を取られましたが、こちらも点を取りました。なにより各自の良いところが沢山出たし、相手に物怖じせず向かっていく姿勢は素晴らしいです。この相手に対しここまで出来るのか!と驚いた次第です。とはいえ評価をするのはまだ時期尚早。でも数年後が楽しみなのは自信を持って言えます。

2014年5月15日木曜日

近頃多忙につき、中々ブログを更新できませんが、もっぱら考えているのは来月下旬から始まる予定の六年生の公式戦に勝つこと。

勝つことと書くと語弊がありますが、最優先は結果では無くとにかく出る選手たちの力を出し切る事。これまで結果は出てませんし、そもそもそこを求めてはいないですが、彼らが持っている力を出し切れていない。それが技術的な事なのか、精神的なことなのか、おそらく両方かと思いますが勝利を得るというプロセスを体感して、今後の糧となるような経験をしてもらうのが一番大事な事だと考えています。

なのでわかりやすい目標として”勝つ”事を目指します。

弱いチームですが、頑張ろう!

自分より強いやつを倒せ!

https://www.youtube.com/watch?v=gfQllrEbTlM

https://www.youtube.com/watch?v=vICD57aC7Ow

FOREVER CHALLENGE

チャレンジだよ、人生は。

2014年5月10日土曜日

初夏独特の草木が放つ蒸れた匂いこそしないまでも、昼の日差しは夏を思わせるほど熱く、今日もタフな一日が予想される。街を囲む荒川沿いには緑豊かな公園が多く、その内側は区画整理が緻密に施された住宅が並ぶ。住宅地を外れると交通量の多い国道に挟まれた街ではあるが、街の内側にいる限りではとても穏やかな雰囲気に包まれたこの場所で、今日も試合がある。
以前は自然のサクラソウが生えていた浮間公園の一角に佇みながら今日の作戦について考える。しかしどうもよく頭が回らない。その原因はわかっている。前回来た時にここで目に入った、一面に咲き誇る圧倒的な山茶花の光景がどうしても頭から離れないのだ。ここに居ては集中できない。少し早いが彼らが待つグランドに足を運ぼう。
「滝田コーチ!」グランドに向かう坂道で後ろから叫ばれる。静寂な住宅地に一角にあるこの場所に子供独特の甲高い声はよく響く。近所迷惑だからやめろと厳しく言うが、顔はどうしても自然と笑みがこぼれてしまう。
グランドに集合し、試合を行う。もう何百回と繰り返してきただろうか。それでも飽きる事無く情熱が続くのは、その度に成長する彼らを見るのがこの上なく楽しいからである。今日も楽しませてやる。くたくたになるほど楽しませてやる。それが俺の生きがいだ。



えー、最近、保護者の方から「ブログ読んでますよ!」と言われる事が非常に多く、なので今回は意表を付いて滝田コーチを主役にして小説風に書いてみました。最近の私の文章は少々熱すぎるので、少しクールダウンが必要という事で。。。あはは。

さて本日は三年生と高学年クラスの練習試合でした。各自の細かな課題はそれぞれのスタッフにお任せしています。とにかくつぶさに拾ってます。滝田コーチをはじめ、あまり来れない福コーチも良く見てるなあと感心してしまいます。と身内を褒めてもしょうがないですが、とにかく今後は一つ一つ課題を克服していきます。
それとこの時期は新しく入った子と既存の子の融合に手間取ります。既存の子はこのクラブのスタイルに慣れていますが、新しく入った子で特に他のクラブを経験している子はどうしてもそれまでのやり方が見に付いています。スタイルと言っても別段難しい事ではなく、求めているのはとにかくチャレンジする事。責任を回避するような安易なパス、目の前の事しか見えていないドリブル、人任せなディフェンス。これらは全て却下です。既存の子は技術や体格の差こそあれ、積極的にプレーする姿勢が見れますが、しかし新しい子の中に入ってプレーすると、なぜかその良いところが出ず、上記のプレーに終始してしまいます。これは中学年クラスだけでなく、高学年クラスも同様ですね。以前も書きましたが私達が厳しく指摘するのは技術的なミスではなく、消極的なプレーを行った時です。これは早く意識改革を行わなければだめですね。
また客観的に見た感想としては、三年生達は順調に良くなっていると思います。フィジカルに課題がありますが、これは練習で改善できるのでこのまま継続していければ数年後がとても楽しみです。
高学年クラスは、まだまだ要らないプレーが多いです。プレーの選択肢、確保している視野の幅、アクションをおこすタイミング、全てにおいて物足りないですね。とはいえ少しずつ改善されているのも分かりますので、こちらも継続して強化していきます。

今回は細かな指摘は省きますが、前述した通り全体的にはゆっくりですが確実に進歩しています。そして個人やチームの課題と対応策が見れた今回の練習試合は良い学習機会になりました。これからが楽しみです。





2014年5月5日月曜日

さて今日は先日の予選リーグの続きで五年生大会の決勝トーナメントが行われました。

結果は残念ながら一回戦で敗退したわけですが、これから先に希望が見える内容でしたね。とにかく各自が精一杯の力を出してチャレンジし続けた姿勢はとても良かったです。そして予選リーグからこの試合の四試合を経験して、各自のプレーが洗練してきた印象があります。具体的にはプレーの一つ一つに余計な力が抜けて、次のプレーにスムーズに移行できるようなバランス感覚と筋力のバランスが研ぎ澄ませれてきたように見えます。例えばドリブルで三人くらい抜いても重要なシュートシーンで力が入り過ぎたり、それまでのドリブルで力を使いすぎでシュートの力が残っていなかったりしたわけですが、そのような現象が試合を重ねるにつれ解消してきた印象です。同様に守備から攻撃に移る際、攻撃から守備に切り替える際の判断と動作もとても良くなってきました。これだけではないですが、この大会で進歩したポイントは多々あり、本当に良い機会となりました。

もちろん良い場面だけではなく、個人のウィークポイント、少数グループのプレー、チームプレーのそれぞれのポイントがより明確になったのは良い結果です。今後はこれらの課題に優先順位を付けて取り組んでいきたいと思います。これらの事が分かるのは、やはり各自が全力でチャレンジした結果です。敗戦から学ぶ事があると言いますが、チャレンジしない試合で敗戦したところで学ぶ事は少ないないですからね。

おそらく出場した本人たちも何かしら手応えを掴んだ大会となったと思います。自信を持つべきところは自信を持って、またそうではないところは謙虚に学ぶ姿勢を持ってくれれば彼らは素晴らしい選手になると思います。その責任の一端を担う私達指導者は、その自覚を持ってこれらの練習に取り組みます。がんばろう!!

2014年4月27日日曜日

ゴールデンウイークの初日の昨日は中学年の練習試合、今日は五年生の大会が行われました。

中学年クラスの練習試合はもう少し頭を整理してから書きますので、もうしばらくお待ちください。今回は五年生大会について記載します。

4チーム中3チームが2勝1敗という混戦で得失点差により3位になりました。ワイルドカードが適用され、おそらく決勝トーナメントに進出するかと思います。
とにかくよく頑張ったと思います。今回私は主に観客席から応援してましたが、全員が持っている力の全てを出し切った様子でした。特に1試合目に先に2点先取されましたが、前半の最後に1点を返した事が本日の結果に繋がったと思います。本当に頑張ったと思いますし、これまでには見られなかった粘り強さではないでしょうか。

ただ冷静に全ての試合を振り返ると、課題も多々見られます。1対1のディフェンスの弱さ、パスの選択肢、パスを受ける前の準備、リスク管理等々。試合後のスタッフミーティングで良かったところ、悪かったところの意見が色々と出ましたが、まずはリスク管理の意識を整理する事から始める事にしました。自分のゴール前で近くの味方に安易な横パスを相手に取られてシュートを打たれたり、余計なドリブルで自らピンチを招いたり、失敗してはいけない場所で単純なトラップミスを繰り返すようなプレーがまだまだ多く、これらが改善されたらもう少しレベルの高い試合が出来ると思います。
フィールド上において、優先する事がその場所により異なります。同じドリブルでも相手ゴール前でドリブルで勝負をすることは良いチャレンジになりますが、自分のゴール前のドリブルはとても危険な行為です。それぞれの場所と色々なシチュエーションでどんなプレーを優先するのか?これは戦術的な知識になりますが、まずはこの能力を向上させたいと思います。

またフィジカルコンタクトが全体的に低いというか弱いというか。個人差がありますが、体の動きが遅いです。これは一朝一夕に改善できる事ではないですが、地道に取り組んでいきます。

とにかく今日は良い発見、悪い発見が多々把握できましたので、とても有意義な一日でした。

というわけでキーボードに向かうのはもう体力の限界。。。頭も回らなくなってきましたので、誤字脱字乱筆ご容赦いただきたく。