2014年9月28日日曜日

本日は六年生の公式戦。二試合ともスコアこそ接戦ですし、振り返ってみると惜しいシーンも多くあり悪くない試合でした。

しかしこのもやもや感は何でしょう?まあいつもように決めなくてはいけないシュートを外し、カウンターから失点してしまう恒例の負けパターンですね。

このチームの選手達は、とりわけ優れた身体能力や技術を持っているわけではありません。しかしサッカーは足の速い選手や技術の優れた選手を揃えれば勝てるスポーツではないので、足が遅くても技術が無くても工夫次第で勝つ事ができるのです。
目の前に相手がたくさんいるなら、反対側の相手がいないところにパスを出せば大きなチャンスになります。そのような状況判断一つで試合を有利に進める事ができます。目の前に何人も相手がいるのにがむしゃらにドリブルしたところで上手くいくほど甘くはありません。

毎試合のように相手キーパーとの一対一を外してしまうシーンを何度も見ます。なぜ外してしまうのか?どうやったらゴールを決める事ができるのか?何度も相手に抜かれるシーンも見ます。なぜ抜かれてしまうのか?どうやったらボールを奪う事ができるのか?いつも自分のポジションをほったらかし、ピンチを招いている選手がいます。その他諸々悪いところが多く目に付きます。

失敗する事や失点する事、そして試合に負ける事は問題としていません。私達が一番重視しているのは失敗した原因と成功する方法を自ら考える事です。それができて選手は進歩していきます。しかしなかなか難しいですね。もちろん一歩一歩着実に進歩している選手もいます。そのような選手はこれからの人生において、何かしら壁にぶつかっても自ら乗り越える方法を探すでしょう。しかしそれ以外の選手たちは自らチャンスを掴むことをせず、与えられた環境の中でしか活動できないような気がします。

今は言われている事がわからないかもしれない。でもいつか気付いてほしい。自分の人生は自分の足でしか進めないのだから。


2014年9月15日月曜日

五年生、六年生大会が終了しました。最後はぐうの音も出ないほどの完敗でしたが、そのような戦い方をしたのでしょうがないです。とても残念な結果でしたが、しかしサポーター席(?)は毎試合盛り上がりましたね。

応援している立場からすると、勝つに越したことは無いですが、負けても全力を出し切った姿はやはり感動します。この二日間の試合は、各自が全力で挑んでいる姿が見れたので、応援にも熱が入りました。

結果は散々ですが、それでも良い点はたくさん見れましたし、しっかりと成長している事も実感できました。おそらく本人たちも出来たところ、出来なかったところがある程度は明確になっているかと思います。これを糧にこれからも頑張ってほしいですし、我々指導者も今回の総括をきちんと行い、今後のトレーニングメニューを構築します。


各学年の集合写真です。ダウンロードしてください。





2014年9月13日土曜日

本日は14時から三年生、16時から四年生以上を対象とした練習試合を行いました。

まず三年生の試合ですが、この試合のテーマは二つ。とにかくチャレンジする事。ドリブルでもパスでもシュートでもディフェンスでも、思いっきりやること。もう一つが相手のコートでボールを奪う事。この二つを意識させて望んで次第です。
体格に差があり、なかなか勝てない為、観に来たお父さん、お母さん達には不満があった試合かもしれませんが、とても良い内容で今後に大きな期待が持てる試合でした。失点シーンは体の大きな相手に力負けするシーンが多く見受けられましたが、それは今後の体の成長で十分補う事ができますので、特に問題としていません。
それより今はドリブルの技術や取られても取り返す、相手を怖がらないという精神的な強さを求めています。その観点で見ると、全員が全力でプレーして持っている力をすべて出し尽くしたと思います。これから理解力や判断力が格段に成長する年齢になりますので、そうなったら観ていてもっと楽しく、強いサッカーになると思います。

さて次は四年生以上のグループです。このメンバーは他のチームで活動している子もいれば、サッカーを始めて日が浅く、まだ試合をそれほど経験していない子もいるグループです。戦術的な考えや技術の質もあまりにもバラバラなので、まずはサッカーというのは個人の自由な発想で、好きなプレーをして良いんだよ、という事から始めました。
最初は、何をやって良いかわからないという中途半端なプレーが散見しましたが、徐々にみんなが楽しく、チャレンジするプレーができるようになり、ひとまず安心しました。ただ残念なのは相手が強すぎましたね。東京都の中央大会に進出するチームですので東京都の中でも上位に位置するチームです。とはいえそういう相手に9回抜かれても1回でもボールを奪える事ができれば、それだけでも凄い事です。次に行う試合では格段に楽に感じるでしょうね。

今日は両グループ共に結果こそ出ませんでしたが、誰一人手を抜いている選手はおらず、全員にポジティブな評価をしています。あの子がここまで戦える子になったんだ!あんなプレーができるようになったんだ!という驚きばかりの一日でした。繰り返しますが、今後が本当に楽しみです。

2014年9月7日日曜日

本日は六年生大会、五年生大会の初日が行われました。
両方とも勝つことができて良かったです。内容が悪くても勝つことで得るものがありますから。

さてまずは六年生ですが、見に来られたお父さん、お母さん達が仰っていた通り、とても粘り強くなりましたね。守備の対応の体の強さや、失点しても下を向かない精神的な強さが出てきました。守備の対応は前回の大会後から集中的に取り組んできたテーマでもありますので、成果が出て良かったです。これは彼らの体の成長とこの練習に取り組むタイミングが非常にマッチした事も大きく成長した要因でもあるかと思います。
また戦術理解度も高いレベルで浸透し、それを遂行する能力も高くなりました。これは日々の練習の積み重ねと合宿で集中的にトライした結果かと思います。練習、合宿がとても良いサイクルで出来た結果ですね。
とはいえもっと強い相手にはまだまだ通用しないとも感じてます。ただ彼らは負けてもそれを糧に努力して、より強くなる事ができるという、とても良い経験をしている真っ只中にいます。結果はどうあれ、この大会の経験を今後のための成功体験としてほしいですね。

次に五年生ですが、個々の選手で見ると良かった選手、悪かった選手が明確になりました。それなりの点差で勝ちましたが、彼らも何かもやもやとしているものを感じているでしょう。ただチームとしてやるべき事が全く出来なかったという事は明確にしておく必要があります。これは私達スタッフの課題でもあり、戦術が良くなかったのか、システムや個々に求める事がマッチしていなかったのか?とにかく原因を追及し対策を試行錯誤しなくてはいけません。明日からの練習で仕切り直しですね。

来週の試合は両チームともターニングポイントになる気がします。試合が始まってしまえば頑張れとしか言えませんが、悔いが残らないようにしてほしいですね。頑張れ!!