2015年5月25日月曜日

先週土曜日に行ったお父さん向けサッカー教室(http://www.nishigaoka.com/HP_MSOCCER/index.html)で、卒業生が三人来てくれました。その内の二人は現在中学二年生。久しぶりに会いましたが元気そうでなによりです。

とにかくこうして卒業生が来てくれるのは嬉しいですね。でも遠慮しないで監督にもっとガツガツ来ても良いのだよ(笑)。



彼らに負けないように私も鍛えねば!!

2015年5月20日水曜日

先ほど前回の記事を読み返してみたのですが、六年生の評価について具体的な表記が無かったですね。これでは精神論と一緒なので、もう少し詳しく記載してみます。

まずプレーにおけるミスですが、全て悪いという事でありません。ミスをする場所、種類によって叱る事があります。姿勢が悪く無理な状態でボールを蹴るとミスがおきます。そのような状況になる前に細かなポジション、体重移動を行わなければなりません。またミスをしてはいけないところとミスを覚悟でトライすべき場所があります。自分のゴール前にでは簡単なミスは当然おかしてはいけない場所であり、攻撃においてはリスクのあるドリブルやパスをしなくては得点に結びつきません。このあたりの判断が間違っているケースが多々見受けらました。

自分のゴール前でボールや相手が来る事を想定したポジションを取っていないため、全てが後手になり単純なトラップミスやポジションミス、パスミスが発生して失点し、攻撃においても相手ゴール前に行く前の段階で、簡単なミスにより自ら攻撃のチャンスを放棄していました。

これらのミスの原因は、技術的な問題、事前の準備不足、俊敏性などフィジカルの問題が原因と考えられます。G.Wの時のような高い集中力を保っていれば、次の行動を予測でき、事前の準備不足の問題が解消され、技術的およびフィジカルの問題をカバーできます。また彼らが圧倒的な技術力を持っていれば、その他の問題も解消され、アフリカ人のようなフィジカルであれば多少の技術や戦術的な問題もカバーされます。
しかし残念ながら、今の六年生にはどれもが不足している状況です。ですので、集中力が途切れれば見るに堪えないとても質の低い試合になってしまいます。

さてこれらの問題の解決方法ですが、一発で解消できるトレーニングはありません。全ての事柄に取り組む必要があります。地道な作業になりますが、計画を立て実践と検証を繰り返し、一歩一歩進んで行きたいと思います。

秋の大会では、春よりも質の高いサッカーができるようにしていきます。

2015年5月17日日曜日

本日は五年生、六年生の登録選手を対象とした練習試合でした(スクールの皆様、最近は試合が無くすみません・・・。もう少ししたら企画できますので、今しばらくお待ちください)。

さて評価としては、六年生は二人が◎、その他は×、五年生と四年生は◎という感じですかね。特に二人以外の六年生は、リーグ戦のような集中力も無く、なんとなく試合をやっている感じです。ボールが来る前の準備はもちろん、ボールが来てからのプレーも何のアイデアもありません。監督曰く、最近は練習から集中力が無い、これではやる意味が無いとの厳しい評価です。相手は練馬の強豪チームですが、二人以外は今日の試合から何も得る物は無かったですね。
監督が厳しい事を言ったとしてもプレーするのは彼ら自身。上手くなるのも下手になるのも彼らが決める事。さてさて・・・。

反対に四年生と五年生は良かったですよ。彼らからは向上心を感じますし、アドバイスを忠実に実行しようという姿勢が見れます。この間の試合から本当に成長していますね。最初こそ厳しい言葉や態度がまだ必要ですが、その後は格段に良くなります。最初からやってくれれば100点満点なのですが。。。また各自の成長に面白い変化が出てきました。キャプテンに向いてないだろうと思っていた子がとても責任感ある選手になってきたり、自分勝手なプレーに終始していた子がチームの為にプレーするようになったりと、今、彼らから目が離せない状況です。

上記の通り、四年生と五年生が急激に成長しています。六年生もこのままだと試合に出れなくなるかも?ま、そのくらいの危機感が彼らには必要かもしれませんね。

2015年5月16日土曜日

本日は久しぶりにゆっくりできる休日でしたので、スカパーでJリーグ観戦で情報収集です。

テレビで観る試合は画面が寄りすぎてボールを持っていない選手の動きがわかりづらいのですが、そこは試合中継の大御所スカパー。寄る場面と引く場面のタイミングがばっちりです。とても良い編集ですね。

さて試合は新潟対仙台と鹿島対広島戦をチェック。細かいうんちくは省きますが、二試合ともとてもレベルが高い試合でした。ゴール前の迫力、ピンチの時に体を張って防ぐ攻防は海外のトップリーグにも引けをとらない迫力です。
例えば中盤で相手からボールを奪って素早く攻めるシーンがありますが、ボールを持っていない味方の選手がボールを持っている選手を追い越して相手のゴール前に何にも殺到するシーンは圧巻です。またピンチの時はFWの選手であろうとも自分のゴール前まで全力で戻り、危険は選手をマークするシーンも数多く見られました。

子供達の試合を見ていると、そのポジション(場所)にいるだけのシーンが良く見られます。ボールが来た時には一生懸命にプレーするのですが、チャンスの時に攻めあがらず、ピンチの時に戻りきらず・・・。試合が終わった後に疲れていない事があるかと思いますが、もしかしたら全力を出し尽くす動き方を知らないのか?とも思います。
DFの選手が攻めあがったらだめ、FWの選手が守備をしたらだめという事はありません。縦横無尽に動くダイナミックな選手になってほしいですね。来週の練習から意識してみましょう。

それにしても鹿島の柴崎選手は凄いですね。数年以内に日本代表の中心選手になるでしょうね。

2015年5月14日木曜日

試合という刺激を受けて、各学年のそれぞれがどのように変化するのか楽しみにしていました。
期待以上の子もいれば、期待外れの子もいます。

スポーツで上達するために、もちろん才能は必要ですが、それ以上に自分の意思が重要だと考えています。これは根性や気合いという事ではなく、自分に何が足りないのか?足りないところを補うにはどうすれば良いか?自分の長所を伸ばすにはどうすれば良いか?
私達指導者は上記のような情報は絶えず提供しています。それを実行するのは本人の意思であり、行動があって成果に結びつきます。

真剣な子は目の色を変えて取り組んでいますし、そうでない子はそれなりに取り組んでいます。この成果はおそらく半年後には出ているでしょう。秋の大会ではこの間とは違う風景が見れるかもしれません。



2015年5月8日金曜日

先日で五年生大会と四年生大会が終了しました。天気に恵まれとても良い大会でしたね。

まず四年生ですが、彼らの課題は明白。体格が同程度の相手であれば勝てますが、大きくて速くて力強い相手には手も足も出ません。特にこのチームは小さく細い子が多いので、そうなるのは予想できました。それでも決勝トーナメントに進出したのはとても素晴らしい事です。
結果は残念でしたが、この大会で彼ら自身が自分の長所と短所に気付いた事が一番の収穫です。これから練習を重ねて次は今回以上の結果を残したいですね。
とはいえ、それほど結果にこだわっていなく。勝つことだけを考えるなら別ですが、彼らの今後(卒業後)を見越した指導を行う事を重視しておりますので、フィジカルに頼ることなく、技術、戦術、もちろん必要なフィジカルをバランス良く向上させていきます。来年の五年生大会も厳しそうですが、六年生大会になってフィジカルが強いチームとも戦えるかなと思います。

そして五年生チームですが、今の六年生もそうでしたが、五年生という学年(年齢)は子供達のメンタルがとても不安定に思えます。自らの殻にこもり、うずくまってしまう子、難しい事にはすぐに諦めてしまう子、サッカー以外にも興味が出て、集中力が散漫になってしまう子。
試合ではそのような子供達のメンタルを同じ方向に向けなくてならず、それまでの練習を鑑みるととても難しい作業に思えました。実際に各試合において何かしら問題が発生し、自分達の問題によりチームとして戦う事が出来ませんでした。
しかしそういった困難な状況になり、最後は彼らが自らの殻を破って積極的で責任がある行動や態度を取ってくれたと思います。まさにショック療法ですね。大会の結果はとても残念ですが、後になってこの大会が重要な機会だった思えるようになるかもしれません。

それにしても四年生も五年生も試合を重ねるごとに上達していきました。その様子を間近で見る事が出来たのは本当に幸せです。スタッフは連日早起きでしたが、その疲れも無く過ごせたのは彼らのおかげですね。