2016年2月22日月曜日

嬉しい話。

本日、六年生になり受験勉強に集中したいとの事で辞めた子が、第一志望の学校に見事合格したと報告に来てくれました。

その子はお世辞にも運動神経が良いとは言えませんでしたが、文字通り歯を食いしばりみんなから遅れまいと練習していた記憶があります。また走るスピードなどは遅いですが、監督の言う事をすぐに理解し実行に移せる賢さもありました。

今回の受験は自分で志望校を決めて臨んだようです。一見、なよなよした感じの子ですが芯は本当に強い子です。


彼に限らず、このクラブの子は自分で志望校を決め受験に臨む子が多く、また嬉しい事にその学校に合格したという声を聞くのもまた多いです。
受験をする事が素晴らしいのではなく、自分で次の進路や目標を決め、それを達成してしまう事が何よりも素晴らしいです。ドイツでは自分の将来の職業を考え、高校からその専門の学校に進み、比較して日本では大学生でも将来を決めきれないと嘆く記事を読んだことがありますが、いやいや最近の子は決して侮れません。

漠然と日々を過ごす子もいる中で、スポーツや勉強を通じて日々を大事に過ごしている彼らの将来が本当に楽しみです。彼らに何かあれば全力でサポートしたいですね。

2016年2月8日月曜日

2月7日の練習について

2月7日(日)は当初五年生の練習試合を予定しておりましたが、北区の大会日程が変更となり、対戦相手の調整ができず急遽四年生から六年生の練習となりました。

普段は練習日やクラスが違うメンバーが一緒に練習すると、各自の様子が良くわかります。修正しなくてはいけない事の優先順位が改めてわかった事、技術的な問題、考え方の問題点が明確になった事が収穫です。
例えば四年生、五年生で多く見られたのが、パスを受けてがむしゃらにゴールを目指す行動。フォワードの選手にはエゴイストの面が無いと大成しませんが、度が過ぎると自己中心的と批判されてしまいます。ドリブルで勝負するところとパスをするところ。とても難しいこの判断を間違い続けると味方から信頼されません。低学年であれば結果がどうあれチャレンジする姿勢に拍手。しかし高学年になると少しばかり結果が優先されます。このあたりの意識と技術を改善しなくてはいけません。一つのプレーの選択肢の幅を持たせる事を急ピッチで進める必要があります。

その点六年生は余裕がありますね。技術的な失敗は多々ありますが、プレーの選択、狙いはあまり改善する必要が無いのかな?と思います。あとは各自の技術や戦術の向上、神経の発達を促すトレーニングを続けていけば、ミスが少なく安定したプレーが出来るようになるはずです。




お父さんたちも頑張ってましたね。お疲れさまでした!