2013年2月11日月曜日

本日は2年生大会のPELADA CUP(旧田柄二カップ)に出場しました。

この大会はこれで3回目ですが、1回目は今の5年生が3年生の時に出場し、準優勝。2回目は昨年の春に2年生が出場し、5位(6位かな?)。そして今回は見事に優勝しました。

6試合で4勝2分けという成績で1位となったわけですが、それぞれの試合にドラマがあり、とても楽しい大会でした。

この選手達の特徴として、とにもかくにも積極的に前に行く推進力が優れておりますが、その積極性が裏目に出て、視野が狭くなってしまう悪い癖があります。相手も味方もゴールも見えず、足元のボールしか見れていない状況ですね。前回春の大会では、それが顕著に出てしまい惨敗しました。
したがい春以降の練習で、積極性を保持しつつ視野を広く保つ練習と意識付けを行い、今大会ではその成果がどれだけ出せるのかをテーマとして考えていました。


そのような背景からそれぞれの試合の前には以下の指示を出しました。

・ボールが来たらむやみやたらに蹴らない。取られても良いからきちんとトラップ、ドリブル、パスをしよう。
・ボールを奪われたら、とにかく奪い返す。

結果は順位にあらわれたわけですが、試合内容も他のチームに比べてとても良かったと思います。上記の指示を忠実に実行してくれましたし、冷静かつ積極的な姿勢は見ていてとても頼もしかったです。春の大会から飛躍的に進歩してました。なによりも負けている時に試合に出ていない選手が早く自分を出してくれ!とアピールしたり、試合中に笑顔がたくさん見られた事が大変うれしいですね。とても良い雰囲気でした。

しかし注意したいのは、この年代は体の大きさで勝負が決まる傾向があります。技術が無くても体の大きい子ばかりを試合に出せば、勝てます。今回私達のチームが勝てたのも、この要素が少しばかりあるのは否定できません。ですので、選手達がこの結果に自信を持つのはとても大事ですが、私達指導者が慢心してはいけません。幸い、課題もたくさん発見できています。これからの練習で一つ一つ克服していきます。
今、体の大きい子が、そして小さい子が今後はどういうプレーをするのか?数年後を考えるだけでわくわくする今日この頃です。








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