2014年11月10日月曜日

先週末はナビスコカップの決勝、Jリーグ、そして西が丘では高校サッカーが行われるなど、サッカー好きには充実した日々でしたね。私も出来る限り現地やテレビで観戦しました。

そういえば、先月、赤スポで行われた六年生大会の東京都の決勝戦を観たのですが、一方は体が大きい選手達で揃えたチーム、もう一方は体が大きい選手が一人いましたが、その他は体が小さく俊敏性と個人技が突出した選手を揃えたチームで行われました。結果は予想通り体の大きな選手を揃えたチームの圧勝です。決勝戦とは思えないほどの大差でした。小学生の年代では、本当にフィジカルの差が結果に反映されますね。

そして日曜に観た高校生サッカーですが、この年代になると身長差や体格差はそれほどなく、皆似たような体格の選手達で試合が行われてました。またJリーグになると、体格差はハンデでは無くなり、広島の佐藤選手のように小さな体を活かしたプレースタイルで得点を積み重ねる選手もいます。

この現象を考えると、小学生年代で体が小さい選手や足が遅い選手でも結果が出なくても長い目で見れば特に問題が無い事がわかります。もちろん、自分の特徴を活かしたプレースタイルを確立する事が前提になると思いますが。それに対し、現在体大きく、そして足も速い選手などはこれから苦労するかもしれません。今は試合でも目立ちますし結果が出やすい状況ですが、体格差が無くなった時の対処がその後の結果に繋がっていくのでしょうね。

このクラブにも体が大きい選手が増えてきました。おそらく来年の試合では大活躍するでしょう。しかしそのプレーが、体格差によるものなのか、個人技術や戦術から成るものなのか、私達指導者はきちんと見極めないといけません。誤った評価でその選手の将来を摘んでしまう可能性があることを肝に銘じて指導にあたる必要があります。

以上、捉えどころの無い文章になってしまいましたが、先週末のサッカー観戦で感じた事を忘備録として記載しておきます。

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