2011年11月23日水曜日

なでしこ

先日の日曜日に西が丘サッカー場で行われた、なでしこリーグの試合を生観戦しました。

ワールドカップで優勝してから中々観る機会が無かったのですがやっと観る事ができ、久々に観る女子の試合は以前よりも戦術面の進化が素晴らしかったです。
まずこの試合の観戦ポイントは、ドイツW杯でも評価された日本の戦術意識です(全員が走り回るサッカーがとても評価されてましたね)。その戦術は、男子のトレンドにもれずコンパクトで前線からのプレッシングサッカーを両チームとも行い、狭い局面からサイド攻撃を仕掛ける内容で、特に浦和レッズレディースの守備意識は特筆ものでした。
試合中盤は少々足が止まりましたが、最後まで集中しプレスをかけ続けた体力と危機察知の集中力、カバーリングの意識はさすが世界一の国のリーグと納得したものです。

また個人で言うとなでしこジャパンのDFの要、岩清水選手はやはり目立ってましたね。1対1に強さ、カバーリングというDFの基本的なスキルの高さはもちろんですが、FWへのロングパスの正確さも凄かったです。それとベレーザの7番原選手もセンスを感じます。中盤で柔らかいボールタッチから意外性のあるパスはガンバの遠藤ヤットや中村俊輔選手を彷彿させます。後はもっと運動量を増やしてゴールに絡むプレーやディフェンスの粘りを身に付ければ沢選手のようになれるかもしれません。それこそ沢選手のプレーを頭に染み込ませるイメージトレーニングが良いかもです。このあたりは沢選手の大先輩の野田監督に期待しましょう。

それにしてもなでしこの試合は面白いですね。今季はこれで終わってしまいましたが、来年はもっと観るつもりです。試合終了後の両サポーターのエール交換は素晴らしいですし、スタジアムで気軽にサインや写真撮影に応じる選手に子供達が群がってました(笑)。


2011年11月17日木曜日

11月6日に行われた練習試合から約2週間が経ちました。本来ならその直後に感想を記載したかったのですが、非常にもやもやした内容でしたのでその見極めに時間が掛かってしまった次第です。

さてその練習試合ですが、相変わらず興味深いコンテンツがたくさんありましたね。その代表的なのが、皆さん仰っていたように以下の事があげられます。

・強い相手だと元気が無くなってしまう
・積極的にボールを取りに行かない
・味方のプレーを眺めているだけ

これらの事象の原因は何でしょうか?相手に向かっていく根性が足りない、声を出してパスをもらう積極性が足りない、等々。間違ってはいないでしょうが、漠然とした精神的な問題で片付けてしまうのは指導者として失格なので違う観点からこの2週間観察していました。

その観察で気付いた事がいくつかあります。1つは単純にボールをもらう際のポジションが悪い事。おそらく子供達も味方をどうやってフォローすれば良いのか分からなかったかと思います。ですので今はボールをもらう時の動き方に重点を置いて練習しています。これは俯瞰的に全体を見る必要がありますので、少し時間が掛かりますね。
2つ目の課題も同じような事ですが、例えば今、自分がやるべき事は?優先する事は?など考える力がまだまだ足りておりません。もっともっと自分で物事を考える姿勢が必要ですね。

その他にもディフェンスの仕方など課題もありますが、そのあたりはまだあまり教えていないのでしょうがないですね。しかしこの間のチームは強豪チームなのでそれほど悲観する必要はありません。一歩一歩改善していけば良い話しです。
これから迎える秋から冬の時期は目に見える成長はあまり期待できません。しかしその間の練習が確固たる下積みとなり、春に開花します。皆さん、来年の春に期待してください。子供達の成長に目を見張る事になるでしょう。

2011年10月30日日曜日

先日以下の本を読みました。


異端者たちのセンターサークル-プロサッカー選手を育てるということ」(海江田哲朗)


昔の読売クラブ(東京ヴェルディ)の中学生、高校生のチームは、それこそ各チームの飛び抜けたエースだけが集まったチームでした。本書ではそのチームの没落と復活の様子を描き、その復活に尽力した指導者たちの活動を記載したものです。


この本を読むと、若年層の指導者の責任の重みと、プロサッカー選手になる事の尊さ、そして厳しさが良く分かります。
指導に携わる者として、自分たちが行なっている事の責任を痛いほど痛感した次第です。


皆様も機会があれば是非手にとっていただき、厳しい目で私たちを見ていただければと思います。



2011年10月12日水曜日

自己研鑽を意識している今日この頃。最近は下記の本を読みました。

「頭が良くなる思考術」(白取春彦)

これは有名な「超訳:ニーチェの言葉」を書いた方の本です。タイトルがよくあるビジネス書のような感じなので勘違いしそうですが、その内容は古典、啓蒙書、哲学書から示唆された知恵と、とても良く練られた思考の技術の塊となっています。
書いてある事は言われてみれば当たり前の話ですが、普段の生活の中で意識するのは難しいことばかり。少し手元に置いて都度読み返して頭に入れます。

さて最近の練習ですが、夏前から意図的に取り組んでいたアジリティ練習の成果が出てきましたね。
それまでは低学年であれば、全力で走った時に体のバランスが悪く、前後左右の反応も非常に鈍い状況で、中学年以上は前への推進力は良いのですが、左右の体重移動、クイックスタート、クイックストップなどサッカーが上手な子でもバランスが悪い状態でした。全学年とも意識はあるが体が反応できていないのが目に見えて分かりました。

そのような状況がここ最近はとても改善されましたね。低学年は動きに安定感と力強さが付いてきましたし、中学年以上はとてもキレのある動きが出来てきたように見えます。もちろん個々で見たらまだまだ改善しなてはいけない子はいますが、全体的な底上げは出来ました。

これで基礎となる体作りはひとまず終了(重点的に実施するのが終了で、これからも継続的に行います)、これからボールフィーリングや若干の戦術的要素がある練習を行います。これらも3~4ヵ月ほど継続すると、また一伸びできますね。

来年の春頃には一段とたくましくなった子供たちのプレーを見るのが今から楽しみです。

2011年10月8日土曜日

先日、他の少年サッカークラブでコーチをやっている知人から言われたのですが、当クラブが設立から2年も経たずにこんなにメンバーがいるのは凄く、また区のリーグに登録せずに他チームと試合を行っているというのもそんなクラブは聞いたことがない、との事です。

そういう知人の顔は少々羨望の眼差しが。。。(笑)

しかしこのクラブ外の人から見ればそうなのかもしれませんが、私たちの立場からすればまだまだ子供たちや保護者の方々のご期待に応えているとは言えない状況で、もっともっと良いクラブにしなくてはいけないと日々悩んでいる状況です。今、子供たちそれぞれに必要な事はなんだろう?最近元気が無いけど何かあったのだろうか?もっと効率的な練習はないのだろうか?子供たちは順調に伸びているだろうか?保護者の方々が求める事はなんだろうか?心配事があるのだろうか?
などなど、あまり自分たちを客観的に見る事ができておらず、特に他チームとの比較など考えた事もないですし、その必要性も感じませんでした。おそらくこれからも考えないでしょうね。
それよりもとにもかくにも反省する日々です。最近は我ながらつまらないミスが多すぎて悲しくなってきます。もっとしっかりせねば。。。

2011年10月3日月曜日

親子サッカー開催


先日ある方に指摘されたのですが、最近このブログの更新が滞っておりました。決してサボっていたわけでなく、今年の夏は心身ともに絶不調な状態でして、ほんとに余裕がありませんでした。

言い訳ですね。。。

しかしさすがにもう体調も戻ってきましたので、これから普段の練習はもちろん、このブログでの情報提供も頑張っていきます!

さて書きたい事は色々とあるのですが、まずは先日行われた親子サッカーにおいて、多数のご父兄の方がご参加いただいた事に御礼を申し上げます。
普段の練習とは違う雰囲気の中、子供達も楽しんだようで開催して良かったです。しかしそれにしても皆さんタフですね。あるお母さんに聞いたところ、普段でも週に2日くらい運動しているとか。頭が下がります。。

伺った限りでは好評のようですので、また開催したいと思います。スポーツの秋ですから子供達に負けず、私たち大人も体を動かしましょう!

2011年9月10日土曜日


今日の試合、低学年も中学年も興味深い内容でしたね。

中学年は相手によって大差で勝ったり負けたりしてました。強い相手に対して負けるのはしょうがないにしてもこれだけ波があるというのは少々考えもの。
まだまだ試合によってパフォーマンスに差がありすぎですね。これは練習を見ていてもそうなのですが、一旦集中力が無くなると(だらけると、という事)中々修正できないままずるずるといってしまう事が特に最近は多々見受けられます。
コーチが厳しく言うと気が張ったプレーになりますが、そのプレー内容の差が激しすぎですね。やればできるのですが、そのレベルまでまだまだ自分自身で持っていくことができません。時おり凄いプレーを見せるのですが、信じられないようなミスをする。。。もっとコンスタントに実力を発揮できるようにならないといかんですね。最近は優しく接しておりましたが、これからは厳しく接して、緊張感を出して練習に臨もうかと。

さて低学年。モチベーションと体格の差が結果に出ましたね。ここも最近は練習の緊張感が足りなかったですし、前回の試合でそこそこ出来たのでちょっと天狗になった気配。良い機会となりました。
まあすっきりするほど点を入れられましたが、技術的な問題は無いのでこのままで良いでしょう。問題があるのは相手のボールを絶対に奪うというメンタル。どんな内容の試合でも笑顔があるのは良い事ですが、楽しさと厳しさを共存させないといけないですね。

何にせよ最近の練習では技術的な事を中心に行っていたので『戦う』という意識が希薄でした。これは我々指導者のミスです。これからは技術、メンタル、バランス良く指導していきます。

2011年8月28日日曜日

さて今回は国立競技場で東京ヴェルディ対ロアッソ熊本を観戦。
東京ヴェルディの圧勝で終わったこの試合は、サッカーの魅力が沢山詰まったとても素晴らしい90分でした。
まぁ足下の技術が優れる東京ヴェルディの選手達が、攻守にあれだけ動いたら止められないでしょう。ボールの無いところで勝負が決まると言いますが、その典型的な試合でした。
それと元日本代表の巻誠一郎選手が久しぶりにJリーグに東京ヴェルディの一員として復帰。まだまだ試合勘が戻ってないとの事ですが、ゴール前に飛び込む迫力はJ2のレベルではないですね。今回は短い時間の出場でしたがこれからメディアに沢山出てくるでしょう。

さて来月から皆さまお馴染みのなでしこがロンドンオリンピックアジア予選を戦います。

なでしこの一番の長所も攻守における運動量です。テレビで応援する際には、ボールを保持している選手だけどなく回りのサポートしている選手にも目を向けてみてください。テレビでは映らないところでどれだけ選手が走れるか?そこに注目ですね。
 
クラブの子供たちもだいぶ足元の技術が上手くなってきました。今、ボールに関与していない時の動き方も徐々に意識付けしているところです。なでしこを見本に彼らの質をもっと上げたいですね。

2011年8月1日月曜日

日曜日に久しぶりにJリーグを生観戦しました。今シーズンは今まで色々と所用が重なり、今ごろになって今年初の生観戦です。

場所は味の素スタジアム。東京ヴェルディ対大分トリニータの試合。J2ではありますが、W杯でベスト16になった国のリーグ戦。当然レベルは高いですし、TVではなく生の試合は沢山の発見がありました。

試合は今のトレンド(スタンダード?)の如く、両チームともディフェンスラインを高く保ち、非常に狭いエリアの攻防になります。これは、ディフェンスの後ろにパスを通されたら得点される可能性がとても高いリスクのある戦術ですが、それよりも相手のゴールに近い位置でボールを奪う事を優先してます。したがって中盤でパスを受けてもすぐに複数の相手に囲まれ、少しのミスが失点に直結してしまうので、とても緊張感があって見ごたえがありました。

おそらくこの中盤が密集したサッカーは今後も続いていくでしょう。そして、そのようなサッカーで必要なスキルは何でしょうか?特に小学生で身に付けておくべきスキルは何でしょうか?

まあはっきり言って全てでしょうね。フィジカルはこれから伸びるので優先順位は低いですが、個人の技術、戦術、グループの技術と戦術。技術という土台と、(個人でもグループでも)戦術という状況を打開するいくつか方法があります。しかし、技術にしてもどこの部分を使ってドリブルするのか、どのフェイントを使うのか、どこに向かってドリブルするのか?戦術に関しては二人でもしくは三人やそれ以上で何をどのように打開するのか?しかし重要なのは、それらの選択肢を間違えると何の意味も成さないという事です。

なので日頃の練習では技術や戦術を教えると同時に、顔を上げて周りの状況を把握する事を常に声をかけて意思気付けしていますが、それが改めて重要な事だと思った次第です。

なんだか脈絡の無い文章になってしまいましたが、やはり指導に携わる立場である以上、高いレベルのサッカーを観て、常に指導方針のチェックはしないといけないと考えてしまった夜でした。。。


2011年7月18日月曜日

なでしこJAPAN 優勝!!

ご存じの方も多いかと思いますが、ドイツで行われた女子のワールドカップでなでしこJAPANが見事に優勝しました。
これは男子の日本代表がベスト16の壁を破れないことを考えると、とてつもない偉業です。本当によくやってくれました。彼女達は最大の称賛をもって迎えられるべきですね。

普段なでしこリーグで活動している彼女達は、トップリーグといえどもまだまだサッカーだけで生活できるわけではなく、アルバイトをしながら生活している苦労人がほとんどです。まあ、このあたりの話しはこれからワイドショーなどで取り上げられると思いますが、もう少し良い環境でやってもらいたいですね。

さて、女子は男子以上に体格、パワーの差が顕著であり、もう何年も前から足元の技術、グループ戦術、そしてチーム戦術を強化してきました。一人では大柄なドイツやアメリカの選手に勝てないのでそうしなくてはならないのでしょう。
しかしそれが今回のように各選手が連動した動きになり、ボールを取られた瞬間から複数人で囲い、取り返す場面がとても多く見られれる素晴らしいサッカーに発展しました。サッカー先進国のドイツでは、その攻守の切り換えの早さが大変評価されているとの事です。
また決勝のアメリカ戦では、上記の技術、戦術だけでなく劣勢の中でも最後まであきらめない精神力と集中力を見せてくれました。

サッカーに限った話しではないかもしれませんが、体が小さいとか、体力が無いだとか、一見不利に見える事が実はそうではないのですね。

これからは女子のトップリーグのなでしこリーグも観に行こうと考えていますので、その際はレポートしたいと思います。

2011年7月4日月曜日

赤羽スポーツの森での練習について

さて先月から赤羽スポーツの森での練習を行ってきました。ここは抽選によって使用できる日が決まるので、毎回というわけにはいきませんが、中々良い練習ができたと思います。


実は以前から当クラブの子供達は、学年に関係無く、どうもキックがあまり上手くない印象がありました。もしかしたらいつものフットサルコートが原因かと思い、コートを広く使える赤羽スポーツの森でやってみようと考えた次第です。

まだ数回の練習なのではっきりとした効果は見えませんが、若干改善されたように思えます。これからも月に数回は行っていきますので、半年後に改めて検証してみたいですね。

しかし広くて気持ち良くできるのは良いですが、細かい技術や咄嗟の判断力が身に付かないという弊害もありますね。広いが故にディフェンスがゆるくなってしまうので、結局足が速い子がばかりが目立ってしまいます。そうなるとその子達の技術が疎かになり、いづれ伸び悩んでしまうのは目に見えてますからね。

なので基本は西が丘で、たまに赤羽スポーツの森で行うのが良いかもしれません。

2011年6月18日土曜日

メンバー


先日あるお母さんから、最近急に会員の方が増えて、誰が誰だか分らないので試合で応援するにも名前を教えてほしいと言われました。ですので、以下に学年毎のメンバーを記載します。


■年長
 ・ひびき君
 ・ただあき君

■1年生
 ・ひかる君
 ・ようへい君
 ・ふぁん君
 ・しんじ君

■2年生
 ・ひろと君
 ・はやと君
 ・つばさ君
 ・たくみ君
 ・みきや君
 ・おうすけ君
 ・そうた君
 ・みち君
 ・ゆあん君
 ・ゆうり君
 ・こうき君
 ・りゅうた君

■3年生
 ・あきいし君
 ・しんや君
 ・やすあき君
 ・れおん君
 ・たくみ君
 ・りくお君
 ・こうき君
 ・こたろう君

■4年生
 ・かいせい君
 ・まさと君
 ・そらと君
 ・るか君
 ・わたる君
 ・なおひろ君

■5年生
 ・しゅんたろう君
 ・ともひろ君
 ・ちゅんぼん君

1年生で1名、不明の方がいらっしゃいますが、合計で35名です。

いつのまにこんな大所帯になったのでしょう・・・。

2011年5月1日日曜日

西が丘スプリングCup 4年生大会について

今日は『西が丘スプリングCup』という4年生クラスの4チーム総当たり戦の大会に出場しました。なお、他チームで直前にキャンセルがあったので急遽3年生チームも出場した次第です。

結果は、4年生チームが準優勝、3年生チームが3位という成績です。特に3年生チームは年上の相手にも物怖じせず、自分達の力を出しきった素晴らしい内容でした。当然課題はありますが、この調子で伸び伸びとやってもらいたいですね。ただスタミナが無いのが気掛かりです。普段から外で元気に遊んでいてくれれば良いですが。

さて準優勝した4年生チーム。初戦の大敗が原因で、優勝を逃してしまいました。今大会に参加したチームのレベルでは十分優勝を狙えましたね、残念・・・。

久しぶりの試合なので初戦は緊張するだろうなと思っていましたが、想像以上でした。相手へのディフェンスは弱い、味方のサポートはしない、人任せの無責任なパスを出す、ボールを持ったら自分の足元しか見ない、等々。。。これでもか!というくらい各自の悪いところしか出ませんでしたね。2試合目の後半から普段通りの良いプレーが出来るようになりましたが、私に言われてからではなく、最初から自分で出来るようにならないといけないです。

とはいえ、まだ経験が不足している事が明確な原因なので、それほど悲観する事も無いと考えています。たくさんの試合をやれば良いという事でなく、一つ一つの試合を意識を高く保ち、質の良い機会を与えていけばもっともっと上手く、賢くなるでしょう。ポテンシャルはみんな良いものをたくさん持っているのですから。

次は3年生の大会が行われます。結構強いチームが来るようですが、さてさてどうなることやら。

2011年4月24日日曜日

再開

西が丘のグランドで練習を再開して数週間が経ちました。雨が降ったりして全員に会うのに少々時間を要しましたが、みんなの元気な顔を見れてとても嬉しく思います。

東日本大震災では、被災された方はもちろんの事、この東京においても連日の津波などのニュース映像により、当クラブの子供達も少なからずの影響を受けているようです。立ち直るにはまだ時間が掛かるかもしれませんが、せめてサッカーで楽しい時間を過ごしてもらいたいです。

さてそのサッカーですが、震災以降にお休みされていた事が影響しているかと思いますが、特に低学年の子の技術と体力が著しく低下しています。この年代は伸びるのも早いですが、落ちるのもあっという間です。震災前には結構良い感じで練習できていたのでちょっぴり残念です。とはいえ打てば響く子達なので、今月と来月できっちりリカバリしていきたいですね。

また3年生が上のクラスに参戦しました。今までとは練習の雰囲気が違い、より緊張感のある中で練習していますが、まだまだ慣れていない様子。みんなポテンシャルはあるので早く慣れて自我を出してほしいです。ま、夏頃ですかね。

最後に4年生以上の子供達ですが、監督の厳しい指導に1年間耐えた(?)成果で、技術や判断力が格段に向上しています。みんな1年前とは比べようがないほどです。まだ集団の中ではその個性が埋没してしまう事もありますが、この調子で伸びていけば数年後にはサッカーインテリジェンスがとても高い選手になっているでしょう。

何にせよ子供達に触れていると私まで元気になります。練習では子供達を楽しませる事を考えていますが、どうやら私が楽しませてもらっているようです。感謝!!

2011年3月18日金曜日

今…

先日のブログにも記載しましたが、今、世界中からメッセージが来ています。

イタリア名門インテルで頑張っている長友選手


ドイツで奮闘中の槙野選手

スペインではバルセロナFCが試合前にこのメッセージを

同じくスペインのレアル・マドリーも


今、幸運にも生きている私たちに出来る事は、前の記事のコメントにもいただきましたが、節電、買いだめしない、被災地に向けての支援、そして前を向いて生きていく事です。

頑張りましょう!!

2011年3月16日水曜日

世界中からメッセージが来ています。

被災地の皆様は当然ですが、この東京でも余震や原発の不安で皆様ストレスが溜まっている事かと思います。子供達だけでなく、ご父兄の方々も・・・。

すでにご存知かと思いますが、サッカー界でも世界中から日本に向けて応援メッセージが来ています。せめてこのメッセージを読んでこんな状況でも少しでも前向きにいきましょう!

まずはクラブのお母さんの中でも1番人気の内田選手のメッセージをご紹介します。


頑張りましょう!!

2011年3月14日月曜日

東北地方太平洋沖地震によって被災された皆様、心からお見舞い申し上げます。

宮城県は10年くらい前に1年間ほど住んでいました。

今回津波で被害にあった地域は良く知っている場所です。

当時は友人やそれはそれはお世話になった方がそこに住んでいました。

安否は不明です。

とても思い入れのある場所です。

私の人生において非常に重要な時期を過ごした場所でもあります。

金曜日の夜から被害を伝えるニュース番組から目を離す事ができません。

被災された方々へ何かしたいです。

それがクラブとしてなのか、個人としてなのか分かりませんが、とにかく力になりたいです。

2011年2月7日月曜日

「子供英語教室」開催のお知らせ

年初の説明会でお話しましたが、子供達がサッカーだけでなく色々な事に興味を持ってもらい、未来の可能性の選択肢を一つでも増やしてもらいたいと考えています。

ついてはその第一弾として「子供英語教室」を開催します。子供向けの英会話を教えている日本人の先生を招き、初めて英語を習う子も気軽に参加できる内容で行います。もちろん教室には保護者の方の席も設けますので、お子様の奮闘ぶりを楽しんでいただければと思います。

日時:2月27日(日) 16:00~18:00
場所:赤羽スポーツの森 ふれあいホール
対象:西が丘サッカークラブに所属している全員
持ち物:筆記用具
費用:無料

なお参加される人数や学年によりクラス分けを行いますので、1クラスだいたい1時間くらいです。また、今回の催しへの参加義務は当然ございません。ご興味のある方はご連絡いただければと思います。
参加をご希望される方は今週中に出席の旨をご連絡ください。

よろしくお願いします。

2011年2月1日火曜日

サッカーにおけるプレーの目的

サッカーにおけるプレーの種類は、大きく例えるとパスやドリブルであったり、トラップ、タックル、ランニングなどがあります。細かく言うとインサイドキック、アウトサイドキック、ヒールキック、インサイドを使ったドリブルや多様なフェイントなど、ここに書ききれないほどのプレーがあります。しかしながらその目的は一つしかありません。それは得点を奪うという事です(ゴールは結果であって、シュートが目的と言うこともありますが、ここでは分かりやすく得点を奪うと記載します)。

最近は大変ありがたい事に、またたくさんの子供たちが仲間になりました。他のクラブで練習していた子もいれば、このクラブで初めてサッカーを練習する子もいます。それぞれに長所と短所がありますので、早くその特徴を把握して指導にあたりたいですね。

しかし新しい仲間との練習を見ると、改めて既存メンバーとの差が明確に表れます。技術的な差はしょうがなく、これは数カ月で埋める事ができるので特に問題ではありませんが、やはりプレー一つ一つの質が違います。この質とは考えてプレーをしているか、目的を持ってプレーをしているかという事です。
冒頭に記載しましたが、プレーの目的は得点を奪う事です。特に他のクラブで練習をしていた子に多く見られますが、ドリブルをしても相手をかわす事だけやキープする事だけで終わってしまったり、来たボールをただ思いっきり蹴るだけというプレーが見受けられます。なぜドリブルをするのか?なぜパスをするのか?まずはこのあたりの状況判断能力をしっかりと鍛えたいと考えています。

ちなみに、その子が考えてプレーをしているかを見分けるには単純なシュート練習で分かります。考えている子はキーパーのいないところ(手の届かないところ)に蹴ってますし、そうでない子は単に力任せに蹴っています。お子様の練習を見る際に、そのような視点で見てみると何かしら発見があるかもしれませんね。

2011年1月29日土曜日

アジアカップ

今日は親子サッカー、お疲れさまでした。

みなさん元気ですね!あれだけ動けるなら次はもっと長い時間やっても大丈夫そうです。いっそのこと本格的に試合形式でやってみますか。

さて今夜はアジアカップ決勝です。ここまで勝負強く勝ち上がってきた日本代表ですが、最後は気持ちよく勝って優勝してほしいですね。

それにしても今大会は粘り強い試合が繰り返されます。何度逆転勝ちをしたことか。南アフリカワールドカップを経験してからなんだかとても強くなった気がします。もちろんザッケローニ監督の手腕もあるでしょうが、それ以上に選手達が逞しくなったように感じますね。地元開催以外で初勝利と初の決勝トーナメント進出という実績により、選手達のレベルをもう一段高いところに引き上げたのでしょう。

サッカーはメンタルゲームとも言われます。ワールドカップ後のこの短期間で急激に技術が発達するわけではないですから、やはりメンタルのブレイクスルーを果たした事が大きな要因かと思います。このブログでも再三記載しているメンタルの重要性。精神論とは違い、しっかり自信を持つ事で自らの能力は無限に広がります。

子供達も日本代表の自信溢れるプレーを見て、すべてにおいて感化してもらいたいですね。

2011年1月12日水曜日

1月10日の説明会の内容

先日行われた説明会ですが、ご参加できなかった方がいらっしゃいましたので、このブログで改めてご説明いたします。


◆年会費について
現在はご加入された月から1年間で¥10,000ですが、今年4月より毎年4月にお支払いいただき、1年間¥9,600とさせてください。ついては下記にご入会月による4月のお支払い額を記載いたしました。皆様が何月にご入会し、4月の費用がいくらになるかは別途個別にメールいたします。


ご入会月
        年会費
4
¥9,600
5
¥8,800
6
¥8,000
7
¥7,200
8
¥6,400
9
¥5,600
10
¥4,800
11
¥4,000
12
¥3,200
1
¥2,400
2
¥1,600
3
¥800

上記の場合、例えば昨年の10月にご入会された方は、2011年4月1日から2012年3月31日までの年会費\4,800を4月にお支払いいただき、2012年4月から一律\9,600のお支払いとなります。

◆練習時間について
このまま会員の方が増えた際には各クラスの人数が多くなり、練習中の待ち時間などが発生し効率的な練習が出来なくなります。ですので、今後それなりの増加があった際には練習時間を延ばす、またはクラス分けの細分化などを行います。

(例1)
1年生クラス 16:30~18:00
3年生クラス 18:00~19:30

(例2)
1年生クラス 16:30~17:30
3年生クラス 17:30~18:30
5年生クラス 18:30~19:30

これはすぐにこうなるわけではございませんが、おそらく今年の夏くらいから必要な対応になるかと思います。その際は学校の終了時間やその他ご都合をお伺いして最良の練習時間を設定させていただきます。ちなみに練習日(月・水曜)は変更しません。

◆少年少女サッカー協会への登録について
公式戦に出場する事にはメリット、デメリットがあります。スポーツなので勝負にこだわる事はとても重要ですが、個人的にはそれは中学生や高校生になってからでも遅くはないと考えております。それよりもこの年代は、特定の選手だけが出場できる試合ではなく、全員が試合に出場できる環境を優先したいと思います。
しかし試合や公式戦を経験するメリットもありますので、練習試合は継続し3ヶ月に1回程度は1日で完結する大会に出場します。将来はこの運用が変更するかもしれませんが、当面は協会に登録せずに活動いたします。

◆その他
昨年は「西が丘児童館」で出張サッカー教室を行いました。他にも社会貢献活動を行っております。これらは継続して行いますが、それ以外で何かお手伝いできる事がありましたらお教えください。
また、サッカークラブなのでサッカーを教えるのは当然ですが、お子様の将来においてサッカーを取り上げたら何も残らない人間にはなってほしくありません。ですので、今後はサッカー以外にも視野を広げてほしく、サッカーだけでなく色々な事を経験できる場を設けたいと考えております。
現在いくつか企画しておりますので、具体的になりましたら皆様にご連絡、ご相談させていただきます。

以上です。

ご不明な点がございましたら、何なりとお申し付けください。

2011年1月10日月曜日

今年もよろしくお願いします。


遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

本日は寒い中、説明会にご参加いただき誠にありがとうございました。立ち上げからかけ足で運営してきた当クラブですが、説明会でご説明した通り色々と修正点が出てきました。ご理解、ご協力をいただけますと幸いです。また、私の拙い説明では不明点があるかと思います。遠慮は無用ですので、ご質問やご意見はどんどん伺わせてください。

さて、説明会の後に行われた今年初の練習試合。結果は散々でしたが、1年生クラスについて少々言い訳させていただきますと、相手チームが1年生と2年生で分けていました。ですのでこちらもそのようにチーム分けしたのですが、ご存知の通り2年生が3人しかおりませんので、1年生で体が大きい子は2年生チームに入れました。しかしそうなると1年生チームは、純粋な1年生が4名しかおらず、約半分が年長さんというチーム構成になってしまいました…。
ただでさえ体格の差が結果に出るこの年代。1年生チームには本当に酷な試合になりましたね。でも、いくら負けてても笑顔で楽しそうに試合を行っている姿には、私も嬉しくなりました。負けて悔しい!という気持ちも大事ですが、今はまだサッカーに楽しく取り組んでもらえるのが一番ですね。

それにしても3年生クラスもそうですが、実力を発揮するまで時間が掛かり過ぎです。最後の最後になってようやくそれぞれがいつものプレーを行えるようになりました。昨年から約2週間空いてしまいましたが、ここまで忘れているとは…。

明後日水曜からまた通常の練習が始まります。この冬のトレーニングが春に実りますので、しっかり厳しく、楽しく鍛えていこうかと思います。