2011年8月1日月曜日

日曜日に久しぶりにJリーグを生観戦しました。今シーズンは今まで色々と所用が重なり、今ごろになって今年初の生観戦です。

場所は味の素スタジアム。東京ヴェルディ対大分トリニータの試合。J2ではありますが、W杯でベスト16になった国のリーグ戦。当然レベルは高いですし、TVではなく生の試合は沢山の発見がありました。

試合は今のトレンド(スタンダード?)の如く、両チームともディフェンスラインを高く保ち、非常に狭いエリアの攻防になります。これは、ディフェンスの後ろにパスを通されたら得点される可能性がとても高いリスクのある戦術ですが、それよりも相手のゴールに近い位置でボールを奪う事を優先してます。したがって中盤でパスを受けてもすぐに複数の相手に囲まれ、少しのミスが失点に直結してしまうので、とても緊張感があって見ごたえがありました。

おそらくこの中盤が密集したサッカーは今後も続いていくでしょう。そして、そのようなサッカーで必要なスキルは何でしょうか?特に小学生で身に付けておくべきスキルは何でしょうか?

まあはっきり言って全てでしょうね。フィジカルはこれから伸びるので優先順位は低いですが、個人の技術、戦術、グループの技術と戦術。技術という土台と、(個人でもグループでも)戦術という状況を打開するいくつか方法があります。しかし、技術にしてもどこの部分を使ってドリブルするのか、どのフェイントを使うのか、どこに向かってドリブルするのか?戦術に関しては二人でもしくは三人やそれ以上で何をどのように打開するのか?しかし重要なのは、それらの選択肢を間違えると何の意味も成さないという事です。

なので日頃の練習では技術や戦術を教えると同時に、顔を上げて周りの状況を把握する事を常に声をかけて意思気付けしていますが、それが改めて重要な事だと思った次第です。

なんだか脈絡の無い文章になってしまいましたが、やはり指導に携わる立場である以上、高いレベルのサッカーを観て、常に指導方針のチェックはしないといけないと考えてしまった夜でした。。。


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