2010年7月31日土曜日

アーモンド

そういえば以前、子供達の食事で好き嫌いが激しくて大変という話を伺いました。おそらくどこのご家庭でも程度の差こそあれ、同様のお悩みを抱えていることかと思います。成長期の子供には、バランス良い食事を与える事が理想ですが、現実は難しいでしょうね。

3大栄養素と言われる、炭水化物、たんぱく質、脂質がありますが、実際のところどうでしょう?主食の米、おかずの魚や脂身の少ない肉、乳製品、豆類や青魚、オリーブオイルを使った料理など、実はこれ大人も難しいですよね?私もできるだけ気を付けておりますが、全て実行するとなるとほんとにストイックにならないと出来ないです。特に今の時期はビールが止められず、そのつまみについついスナック菓子などに手を出してしまいます。

そんな気の緩みを何とかしようと考えていた時にふと目にした記事がありました。どうやらアメリカのセレブの間ではアーモンドが流行っているらしい、との事。
そこで少々気になって調べてみたところ、このアーモンド、結構やってくれます。まず”若返りのビタミン”と呼ばれるビタミンEが豊富で食物繊維、オレイン酸、ポリフェノール、ミネラルなどの栄養が詰まっていて”天然のサプリメント”と呼ばれているそうです。
これは素晴らしいですね。これだけのものを食事やサプリメントで補おうとすると結構な手間です。まあ、そこまで考えなくてもビールのつまみにスナック菓子よりは比較できないほど優れてます。

もちろん食べ過ぎは良くないですが、おやつ程度に食べてみようかと。皆様も機会があれば試してみてはいかがですか。

2010年7月27日火曜日

Jリーグ


この間の日曜日に西が丘でJ2リーグの東京ヴェルディ対徳島の試合がありました。ワールドカップの熱も冷め、久しぶりに観る生のJリーグはワールドカップほどの緊張感はありませんが、それでもとても白熱し本当に楽しめました。
J2とはいえ、プロの試合。また西が丘というグランドと観客席がとても近いスタジアムでは、体をぶつけ合う迫力や指示の声などがはっきりと聞こえ迫力満点のせめぎ合いが目の前で繰り広げられます。

皆様も是非子供達にプロの試合を生で観戦させてあげてください。グランド内の戦いだけでなく、サポーターの盛り上がりなど非日常的な空間がそこにはあります。サッカーを知らなくても楽しいですよ!

2010年7月24日土曜日

熱中症

私事ながら、本日東松山の峠に自転車で走りに行きました。往復約120kmとこの暑い中、我ながら良くやるものだと少々呆れます。その峠での出来事ですが、最初は調子良く登っていたのですが、途中から足が攣り始め、最後には寒気がしてきました。これはやばいと思って登った直後に頭から水をかぶり体を十分に冷やし、大量の水を摂取してなんとか治まりました。
典型的な熱中症ですね。ただこの「熱中症」、そもそもどういうものかご存知ですか?先日の練習で1年生が軽い熱中症にかかりました。これからの時期、皆様に注意していただきたく今回は熱中症についてご説明します。

【そもそも熱中症って何?】
高気温、高湿度によって体内の放熱機構が機能しなくなり、体温が異常に上昇し、脱水状態が加わった状態です。重度によって「熱疲労」、「熱けいれん」、「熱射病」に分けられます。

【熱疲労】
発汗により体内の水分が枯渇した状態。倦怠感、脱力感、めまい、頭痛、吐き気など。蒼白や皮膚が湿った状態となる。

【熱けいれん】
大量の発汗により、水分だけでなく電解質(主にナトリウム)が失われた状態。水分に加えて電解質の補給が必要となる。倦怠感や痛みを伴う筋肉のつりを起こす。

【熱射病】
熱中症の中で最も重度の症状。死に至るレベルで循環不全により臓器にダメージを与えてしまう。そうなると冷却や補給をしても手遅れなので、至急救急車を呼びましょう。

以上が熱中症の症状です。
さて、ではどのように予防すれば良いのでしょうか?まずは日頃から適度な汗をかいて、汗腺をしっかり開くことが大事です。クーラーの温度はもちろんの事、寝るときはタイマー設定にするなど体を冷やし過ぎないようにしてください。また日中の運動も適度にお願いします。外で遊ぶ事自体は悪い事ではないですが、長時間の遊びは避け、帽子などで直射日光から体を守ってください。それとこまめな水分補給も大事です。1回に摂取する量は少なくて良いですが、少ない量を多くにわたって摂取してください。

この時期の練習は普段よりも強度を落とし、水分摂取の回数を多くしております。私たちも気を付けて練習いたしますので、保護者の方々も日頃から注意深く子供達の様子をうかがってください。なお、上記は保護者の方にもあてはまります。ニュースを見る限り、亡くなられるのは子供より成人の方が多いです。熱中症は自覚症状がはっきりと分からない事が多いので、皆様も本当に気を付けてお過ごしください。

2010年7月18日日曜日

6人制の大会

先日、6人制の大会に参加しました。結果はホームページのトップにあるように準優勝という素晴らしい結果です。梅雨明けの暑い中、みんな本当に良く頑張りました。
それにしても試合という真剣勝負では得る収穫が多いですね。普段の練習とは違う雰囲気で、自分の実力をどこまで出せるか?その実力がどの程度通用するのか?はたまたチームがピンチに陥っている時、見方がミスをした時に誰がどのような態度をとり、言葉を発するのかを少し距離を置いて見てました。

いやいや大変参考になりました(笑)。みんなそれぞれ長所と短所がありますし、今の時点では評価をするというより、伸ばす長所と修正する短所が分かれば良いので、ここでは特に評価はいたしません。
ただ少しだけ言わせていただけますと、仲間に対する敬意が足りません。仲間のミスを責めるのではなく、仲間のミスをカバーして、ミスした仲間を励ます事が必要です。サッカーは本来器用に動かす事が出来ない足でボールを扱います。ですのでミスが無いという事は絶対にありません。それにサッカーはチームスポーツですから、仲間のミスは自分のミスという考えでみんなでサポートしないと誰も積極的なプレーをせず、ミスを怖がって消極的なプレーに終始してしまいます。

先日の試合では、そのような態度をとった子は少々厳しい対応をさせていただきました。技術も大切ですが、それ以上に仲間を想う気持ちはとても大事です。
今後もそのような観点からの指導も行わせていただきます。ご理解くださいませ。

2010年7月15日木曜日

サッカーと数学

梅雨もそろそろ終わりに近づいているこの時期、大半の子供達が今週末で1学期が終了します。みんなの通信簿はいかがでしょうか?サッカーを始めたから成績が落ちたと思われないよう祈るばかりです…。

そういえば以前、ある大学の工学博士の先生とお話する機会があったのですが、その先生が「昔ほどではないが、まだまだ子供達の数学離れがある」と仰って(嘆いて?)いました。その際にスポーツと数学の関連について色々とお話しさせていただきました。今回はその時の話をご紹介させていただきます。

私はサッカーをはじめ、スポーツはとても数学的であると考えています。例えばあるプレーを習得するためには、色々なやり方を試し、失敗を繰り返して成功させていくという作業を行います。これはある仮設を立てて一つずつ検証を繰り返し、正解を求めるというとても数学的な作業です。またスタミナを向上するためにはVoMaxという指数や平常心拍数、AT値、最大心拍数という数値を用いてトレーニングを行います。

それに試合になると、相手のシステムやそれぞれの個性、力量を試合の中で把握し、それを自分や自チームの戦術、技術レベルの長短を比較してゴールを奪うための公式を導きます。この間のワールドカップでも、岡田監督が直前になって守備重視の戦術に変えて、本田、松井、大久保でゴールを奪うというやり方に変えましたよね?これがゴールを奪うための公式です。

学校の授業と違うのは、瞬時に公式を考えなければならない事です。そのためには深い知識と広い視野が必要であり、またすぐに実行できる決断力と判断力が備わっていなければなりません。
というような話を僭越ながら先生にしたところ、「面白いテーマだ」と楽しそうに言われていた事を思い出します。現役時代の私はとびきり技術も身体能力があったわけではありませんでした。それでも最後は高いカテゴリのクラスでサッカーが出来たのは、このように考えてサッカーをしていたからかと思います。それに会社に勤めるようになってからは、この考えが身に付いていたお陰で無難に社会人生活を送れるようになっています。

もちろん全員がこのような考えである必要はありません。ただ、一つの事例として参考にしていただければと思います。

そんな事をふと思い出して勢いのまま書きました。誤字、乱筆、お許しください。。。

2010年7月9日金曜日

南アフリカワールドカップ 育成年代の指導者が考えること



南アフリカワールドカップも残すところ決勝戦と3位決定戦だけとなりました。
さすが世界一を決める大会だけあって、全ての試合がハイレベルで見応えのある試合が連日繰り広げられましたね。

我らが日本代表も予想以上の戦いで見事決勝トーナメントに進出しました。その戦いぶりは全員一丸となって、見ている私たちをとても勇気付けるものでした。ただ残念ながら個人で突破を図れないとか、(守ってばかりで)未来に希望を抱かない等々辛口の批判をされる方もいます。しかし、そもそも代表監督の仕事は現有選手の力を100%出してチーム力の向上を図るというものですから、その手腕は素直に称えるべきでしょう。

とはいえ、日本代表の試合を見た際に、まだまだパスミスやトラップミスが多く、それに有名選手のように一人でゴールが出来るようなプレーが少なく感じる事もあります。しかしこれらは代表監督が解決できる問題ではなく、私たち育成年代の指導者の課題です。

ワールドカップは私たち指導者にも素晴らしい発見の場となります。常に世界のトレンドを見て、私たちも進歩しなくてはなりません。今回発見できた数々の事象を子供達の指導にフィードバックしていきたいと思います。

2010年7月7日水曜日

ご挨拶

皆様、日々の活動におきましてお子様の送り迎えをはじめ、体調管理や指導、また当クラブへのご協力とご理解をいただきまして誠にありがとうございます。

今年2月から立ち上げた当クラブですが、お陰さまで約半年を迎える事ができました。当初の予定より人数が増えた事は本当に喜ばしい事であり、ひとえにお友達を紹介していただいた方々や体験練習会に参加後にご加入いただいた皆様のお陰です。
とはいえ、まだまだ人数が少ないクラブでありますので、もっと人数を増やして対外試合や大会参加を積極的に行っていきたいと思います。

それにしても子供達の成長は凄まじいもので、日々驚いています。初期メンバーの子供達は最初はドリブルさえもままならない状態でしたが、今は全く違和感無くプレーしています。週に一回の子供達が多く、体力的には他のメンバーに劣るところがありますので、外から見ると少々目立たないところがありますが、技術的は遜色なくおそらく一番伸びているかと思います。
また、4月以降に入られたお子様達は最初は大人しかったですが、慣れるにしたがって今では全員が中心選手の如くプレーし、それに伴い技術も急激に伸びております。
私も練習の度に子供達から刺激をもらい、もっと頑張らないとと気を引き締めております。

当クラブはサッカーを通じて、社会に出てからも活躍できるよう指導を行っております。すぐに効果が出るような事ではございませんが、これからもお子様の成長の為に尽力させていただく次第です。

これからもよろしくお願いいたします。