2012年5月21日月曜日

久々の更新となってしまいました。

以前からの皆様はご存知ですが、3月から木曜日コースの新設や時間変更などの運用を変化させるべく動いておりましたが、なんとか木曜日コースを立ち上げる事ができました。早速多数の方がご入会くださり、また曜日変更にご対応いただきまして、皆様には誠に感謝しております。
これからも何かしら変化があるかと思いますが、全ての基準は子供達が”楽しい”と感じてくれる環境作りです。それだけは絶対にぶれないようにいたします。

さて年度が変わって、練習の雰囲気も以前とは違った感じになっています。新3年生には今までのような楽しい雰囲気だけでなく、厳しい声も掛けてますし、上級生の練習内容も変わっています。新しい子がたくさん入ってきてますので、ここでそれぞれに求めている事を記載してみましょう。

「年長~2年生」
最近入ってきた子の大部分はこのカテゴリーになります。この年代の子には当然多く事を求める事ができませんし、その必要もありません。体を動かす神経が未発達なこの年代は、上肢下肢を動かし、蹴る、走る、飛ぶなどの基礎的な運動を楽しく行う事により、楽しむ中で神経の発達を促します。
ただ特に入ったばかりの子は、それ以外にもコーチが話している時はしゃべらない、こちらを見るなどからですかね(笑)。

「1部の2年生~3年生」
今のクラブで練習の雰囲気が一番変わったのはこのクラスです。今までは楽しい雰囲気を醸し出しておりましたが、最近は監督の厳しい声が多々聞こえます。これまでは個人技術にフォーカスしていましたが、今はグループ戦術を習得すべく練習しています。グループ戦術というと難しく聞こえますが、2、3人でパスを回してゴールするだけです。しかしそのためには声を出してパスを要求する、ボールが来る前にまわりの状況を把握する、状況に応じて最適な判断をするなど私たちも求め過ぎかな?と思う事がありますが、彼らを信じて、また要求の強弱をコントロールして臨みたいと思います。上級生のサッカーをやるためには必要な事ですからね。

「4年生以上」
このクラスも求める事は高いです。基本的には3年生クラスの延長ですが、(選手の技量でその強弱のコントロールは行っておりますが)より専門的なトレーニングを行っております。今は頭を使うトレーニングを集中して行っておりますので、体は疲れていないですが、練習後はもう集中力が無いはずです。ま、本人は自覚無いかもしれませんが・・・。とにかく、彼らは順調に上達してすでに大人のサッカーの片りんを見せているので、下の年代の子には時間がある時に彼らのプレーを見て、集団でのボール回し、ドリブルした時の判断などを是非参考にしてもらいたいですね。

というように簡単に書いてみましたが、練習内容や求める事は状況により変わります。普段の練習の状況や試合の内容で変化します。ただ基本的な西が丘サッカークラブの文化といいますか、こだわりは変わらないつもりです。それは考えも無くボールを蹴らない事。よく得点を奪われそうな場面でディフェンダーがクリア(ボールをコート外や遠くに大きく蹴りだす事)しますが、このクラブではそれは認められません。どんな状況であれ、とにかく自分たちのボールは大事にする事。危険なシチュエーションでもドリブルするなり、パスするなり、安易にボールを扱わない事は全ての年代に求めています。今はそこで取られて失点したとしても、その時のプレーが上記のチャレンジをしているのであれば全く問題ありません。いづれ出来るようになれば良いのですから。

小学生の間はとにかくチャレンジ。正しいプレーなら失敗してもOK!これからもこの姿勢でいきます!!

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