2014年7月2日水曜日

ブラジルワールドカップ、ついにベスト8が出揃いました。

ご存知のように日本代表は予選グループで敗退してしまいましたが、ワールドカップは続いています。日本の敗戦の原因はこれから(すでに)多くのメディアが取り上げると思いますので、ここでは割愛しますが、まあ皆さんが抱く感想が正しいのでしょう。長い歴史を積み上げていく過程においては、決勝トーナメントに進出する時もあれば、今回のように惨敗する時もある。これからですよ。

それにしても今回のワールドカップは最高にエキサイティングです。私は連日5時に起きてテレビ観戦しているのですが、どの試合も息詰まる熱戦でとにかく目が離せない試合ばかりです。今回の特徴としては今流行りのショートカウンターをどのチームも基本戦術としてますね(アルゼンチンだけは前時代的なメッシが戦術ですが。でもそれでも勝っている!)。
このショートカウンターは、一昔前のような自陣深く閉じこもるような守りではなく、ディフェンスラインを高く保ち、前線からの積極的な守備を行い、できるだけ相手陣内でボールを奪うやり方ですね。そのためフォワードの選手も休む暇なく守備をしますし、ゴールキーパーは目の前の広大なスペースを埋めるべくフィールドプレーヤーのような役割も担うようになっています。
そういえばブラジル代表のフォワードのフッキ選手は以前Jリーグでプレーしていたのですが、その頃は全く守備をせず、しかしドリブルを始めたら誰も取れないスーパーな選手でした。それがブラジル代表の試合になると自陣深くまで戻って、一生懸命守備をするような優等生選手になってましたね。びっくりしましたが、ブラジル代表とはいえ(だからこそ)自分の好きなプレーだけをやっていてはだめで、チームの為のプレーが求められるのでしょう。

しかし今大会ではこのような専門的、戦術的な見方よりも、どの試合も試合終了後に両チームとも疲労で倒れこむ姿を皆さんに見てもらいたいです。技術や戦術以前に、勝つために全力を尽くすという姿を子供達は学んでほしいですね。

生放送を観るのは現実的ではありませんが、デイリーハイライトや何かしらのハイライト番組は子供達と一緒にぜひ見てください。そこから子供達がなんでも良いので何かしら感じ取ってもらえると。。。

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