2012年2月5日日曜日

昨年末あたりから感じていた子供達の変化を、先日の練習試合と練習を見て確信しました。やはりここにきて全学年ともに著しく判断力が伸びてますね。

低学年の練習を見ているお母さん達から、「最近はちゃんとサッカーになってきた!」とのお言葉を頂戴しておりましたが、本当にその通りですね。昨年の秋ごろから取り組んできた、戦術的な要素の練習が目に見えて効果が出ています。
低学年はポジショニング(パスをもらう位置、姿勢、視野の確保)、パス、ドリブルの判断力の強化、中学年以降は同様にポジショニングと攻守の切り替えの判断とそのスピード。具体的にはこれらの能力がとても向上しています。

面白いもので、このような戦術的能力が向上すると、ドリブルも上手になる事です。視野が広くなったことでドリブルのコース、スピードなど以前よりも的確に行われ、先日の試合でも多くの子が効果的なドリブルで相手を抜き得点の要因としていました。
今までは周りが見えていない事が原因で、ドリブルしか選択肢が無い状況に追い込まれ、一人二人抜いてもすぐにボールを取られてしまう事が頻繁に見られましたが、徐々に改善されてます。

そう考えると、育成年代によく議論される「子供の指導は個人技を中心で、戦術的な事はもっと後で十分」という意見は本当にナンセンスですね。

さて今後は現在の取り組みをよりブラッシュアップする事と、新たに細かい課題があるので、その対策に取り組みたいと思います。

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