2013年8月20日火曜日

皆さん、サークルスクエアへの登録は無事に行われたでしょうか?色々とお手数をお掛けして恐縮ですが、クラブ運営の効率化の為ご協力いただけますと幸いです。
この運用に関しては、これから皆さんと共にサークルスクエアをどのように活用していくかを考えていきたいと思います。まずは無事に登録が出来てからですね。

さて先週はクラブが休みでした。それなりに時間があったので、久しぶりにたくさんの本を読むことができた次第です。伊坂幸太郎、遠藤周作、宮部みゆき等々。良作に恵まれましたが、ここでこれらの本を紹介するのはちょっと違う気がするので、今回は内田選手の「僕は自分が見たことしか信じない」を紹介します。

まずタイトルが失敗。マーケティングを考えた時に、彼のそのような一面を強調してインパクトのある印象を持たせようとしたと思いますが、確かにタイトル通り頑固な一面があるのは内容から分かりましたが、しかしそれさえも薄っぺらく感じるほど、彼は義理固く道理を重んじた人であることが充分に読み取れます。なので敢えてその頑固な一面をクローズアップせず、堂々と彼の真面目な人間性を表したタイトルにすればもっと重みのある本になったかと残念な思いです(まあでも、どうでも良いことですね。すみません・・・)。
さてその内容ですが、内田選手はとても友人を大事にし、これまで世話になった方々への感謝の想いに溢れ、そして先輩や指導者をとてもリスペクトしているのが分かり、日々様々なプレッシャーに押しつぶされそうになりながら戦っている日常が書いています。どうしたらこんな子が育つのでしょうか(笑)?もちろん彼も弱い一面がありますが、それを自覚して乗り越えようと日々努力しています。例えばこんな文章がありました。

「結局、良い時もどうしようもない時も練習をしっかりやるしかない。いつも答えは一緒なのだ。だけどそこに行き着くまでに迷ってしまう。心の底からそう思えるまでに時間が掛かってしまう。
いつも一直線に行ければいいけど、僕はまだ何かの力に頼らないとできない。でも、きっかけを探したり、作ったりするのは得意な方だと思っている。」

このきっかけというのが、尊敬する選手と一緒に練習したり、会話の中から刺激を受ける事になるのですが、自分のメンタルが落ち込んだ時にどのように対処すれば良いのか、きちんと理解し実践していますね。これはこれから中学生になって悩みが多くなる今の高学年にぜひ読み聞かせたい一文です。

長谷部選手もそうですが、一流になるにはサッカーが上手いだけではだめですね。

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