2015年2月7日土曜日

遅くなりましたが、1月31日(土)に行った高学年クラスの紅白戦の事を記事にします。

この日は高学年クラスを3チームに分けました。六年生の登録チームと五年生の登録チーム、そして他のチームで登録している子やどこにも登録していない混合チームです。

まず六年生チームですが、日頃の練習の成果が顕著に出てますし、技術的にも戦術的にも非常に進歩しています。全体的に細かな技術は不得手ですが、自分の特徴を活かした力強いプレーや、球離れの良いリズミカルなプレーが随所に見れました。残念なのは彼らの成長を少々遅かった事ですね。もう一年早く成長期が前倒しされれば昨年の大会でそれなりの結果が出たかと。。。
まあしかし、これで心置きなく卒業してもらえますね。中学校でどのようなチームに行っても彼らなら大丈夫でしょう。

次に五年生チームですが、うーん、停滞してます。もちろんフィジカル的な要素であるスタミナ、パワー、俊敏性は向上してますし、ドリブルにも強さや速さがあり良いのですが、細かなプレーの一つ一つの精度が悪いです。トラップした際のボールの置き場所、状況判断、ラストパスの精度などスピードやパワーに隠れた繊細なプレーなので見落としがちですが、絶対に見落とせないですね。このあたりのプレーの精度が上がれば彼らはブレイクスルーすると思いますが、このままでは昨年のように相手を押し込んでるけど点が取れず、カウンターで失点し敗北する事になります。とにかく練習あるのみ。

最後に混合チームです。このチームは普段はそれぞれ別のチームで活動していたり、別の曜日に練習して初めて会う子も多いチームで、何も指示しなければ個人プレーに終始してしまう事を予想していました。
ですので彼らに与えた指示は一つだけ。「ドリブルやパスが得意な子がいるけど、自分のプレーをするだけはなく、全てはチームの為にプレーしよう。チームの為にドリブル、チームの為にパスをする事。」
上記の事を言っただけで、独りよがりのプレーは無く、チームワークが発生しました。彼らの理解力と柔軟な対応、実行する判断力と技術力には脱帽ですね。全員がこれほど成長しているとは。。。もちろん技術的に不足している点はチェックしていますので、これからの練習で補っていきます。

色々と書きましたが、チームそして個人の良いところ悪いところを分析するのが紅白戦であり、この日はその目的を十分に達成しました。この結果を練習メニューに落とし込みますので、彼らには引き続きがんばってもらいましょう。



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